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プレミアリーグがレッドリスト国への代表選手派遣を拒否する声明発表


以前、この場でもちょっと触れたのですが、リバプール目線でいえばチェルシー戦の後には、インターナショナルマッチウィークがやって来ます。
今回の代表戦については、新型コロナウイルスの影響により、検疫が必要となる国々があり、代表参加を拒否するケースも出て来ると見られていました。
その件について、プレミアリーグが声明を出したとのこと。

これは、エコーも報じており、プレミアリーグの声明とは、簡単にいえば、英国政府が指定する危険度が高い地域、いわゆるレッドリスト指定国に該当する場合には、その派遣を拒否するというもの。
今回の声明は、リバプールを含むプレミアリーグの20チームすべてが賛同しているといいます。

英国政府が指定している地域は、主に南米、アフリカ、アジア諸国で、リバプールに特に関係してくるのはブラジルとエジプトです。
ブラジル、エジプトともにレッドリスト国に指定されており、その地に踏み行って試合をした場合、一定期間の検疫が必要になってしまいます。
となると、代表戦が終わっても、クラブでの試合に出場できないという事態に陥ることに。

繰り返しますが、これはプレミアリーグの総意であり、リバプールが単独で拒否しようというものではありません。
具体的に、リバプールの選手で誰が該当するか?ですが、アリソン、ファビーニョ、ロベルト・フィルミーノのブラジル代表コンビ、それにエジプト代表のモハメド・サラーとなります。

リバプールが代表招集を拒否の構えか 4人の主力が該当に

特に影響面で大きいのは、南米のワールドカップ予選ですね。
南米の選手でも多くのスターはヨーロッパでプレイをしており、開催地を工夫するということは不可能なのか?
それは、プライドが許しませんかね。

難しいのは、モーのケースかもしれません。
エジプト代表は、1試合目をホームのカイロで戦うことから、ここは出場拒否対象。
ただ、2試合目はアウェイであることから、複数以上の試合をする場合、レッドリスト国は不参加だが、別の試合なら使っていいだろう・・・という議論が起こることは、ちょっとクラブにとって怖いところではあります。
インターナショナルマッチウィークは、目の前に近づいており、この案件がどうおさまるか?
注視したいと思います。

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