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1月にリバプールを離れる準備は出来ているとするナット・フィリップス

Nat Phillips

ナット・フィリップスのことを書いてみたいと思います。
昨シーズンのリバプールは、センターバックに負傷者が相次ぎ、本当に危機的な状況に陥っていました。
それでもプレミアリーグで3位フィニッシュをしたことは、大きな意味を持っていますね。

あの状況で3位フィニッシュ。
立役者の1人は、ナット・フィリップスだったと思います。
ナットはといえば、私にはファイター・タイプに見えます。
ヘディングも滅法強い。

頼もしいセンターバックですが、今シーズンのリバプールには主力達が戻って来ており、必然ナットの出場機会は減少しています。
先日は、チャンピオンズリーグ・グループステージの第6節、ACミラン戦にスタメン出場をしたナット。
あの試合は、既にリバプールの首位通過が決まっている中での起用でした。
しかし、ナットは奮闘しており、イブラヒモビッチを完封するなど、リバプールの勝利に貢献をしています。

このミラン戦で、実はナットは頬骨を痛めていたそうです。
Sky Sportsによれば、手術の必要はないとのこと。
頬骨を痛めても90分間戦い抜いた気迫は、やはり凄いと言わざるを得ません。

そのナットの去就ですが、Sky Sportsが彼の言葉を紹介しながら、来る1月にはリバプールを離れる準備が出来ていると報じています。
勿論、適切なオファーがあればという条件はついており、それがあれば、リバプールも妨げることはしないだろうと。

Nat Phillips
試合でプレイがしたいんだ。
大変だったよ、なぜなら、このチームでの競争は激しいからね。
監督と私の間では、私にとって最良のことは、可能な限りより多くの試合でプレイをすることだと一致している。
昨年は、私が成長したところを見てもらえたと思う。
1月に何が起こるかを見て、そこからだね。
現時点で言えば、リバプールで沢山のプレイをする可能性は低いと思うんだ。
だから、他の場所でそういった機会があり、それがすべての人々にとって適しているならば、私は興味を持つだろうね。

ナットほどのセンターバックであれば、欲しいというクラブは相当数あるでしょうね。
リバプール、ユルゲン・クロップ監督としても、出来れば残ってくれれば心強いものの、ナットの将来を考えたとき、引き留めておくということはしないように思います。
あとは、リバプールにとってもナットにとっても適切なオファーが届くかですね。

今はまだ、ジョー・ゴメスにもあまりチャンスは巡って来ておらず、本当にセンターバックのポジション争いは激しくなっています。
ただ、ファン・ダイクが新型コロナウイルスで陽性となり、しばらくは試合に出られないでしょうから、もう少し状況を見る必要はありそうです。

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