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トッテナム対リバプール戦(プレミアリーグ第18節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第18節、トッテナム対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-2のドローに終わっています。
前節から中2日での試合になったリバプールですが、中盤の主軸であるファビーニョ、チアゴ、ヘンド3人を欠いたことは痛かったと思います。

この試合を観るに、改めて過密日程の過酷さを感じた私ですが、プレイヤー達はファイトしていたし、試合途中で数的不利になりながら、難しい試合で1ポイントを持ち帰ったと言ってよいでしょうか。
得点経過については、次のとおりです。

▲13分:失点
■35分:ディオゴ・ジョタ
■69分:アンディ・ロバートソン
▲74分:失点

早い時間帯に先制点を献上したリバプールですが、35分の段階で追いつきます。
ディオゴ・ジョタが決めたゴールは、アンディ・ロバートソンが左から入れたクロスをジョタがヘッダーで決めたもの。
攻撃の起点もロボであり、途中サディオ・マネなどもボールに関与し、再度ロボがボールを引き取ってクロスにしたものでした。

追加点となったロボのゴールは、トッテナムのゴール前で混戦となる中、ボールはボックス内に入っていたトレント・アレクサンダー=アーノルドへ。
トレントは、ダイレクトボレーで速いクロスを供給。
そのボールに状態を低くしてロボがヘッド!
この時点でリバプールは逆転に成功します。

ただ、ゴールを決めた5分後にロボがレッドカードを提示され、リバプールは数的不利な状態となっています。
一度はイエローの判定でしたが、VARでの確認が入り、カードは黄色から赤に・・・。
ならば、ファーストハーフでケインがロボに放ったラフなプレイは何だったのか!?と、私は心の中で唸っておりました・・・。

リバプールの失点ですが、縦に抜け出されるシーンをつくられたとき、オフサイドを取れないと危うくなるという部分が見えたように思います。
ラインコントロールの面でも、やはりファン・ダイク不在は大きいか・・・。

ロボの出場停止ですが、カラバオカップで1試合の消化が出来ると思います。
ファイトする姿勢を前面に出していただけに、勿体ないカードでした。

ファーストハーフから私が感じていたのは、トレント・アレクサンダー=アーノルドのキックの魅力です。
ため息が出るような素晴らしいキックを蹴るようになりましたね。
以前からトレントのキックには定評がありますが、凄味を増した気がします。
また、サディオ・マネもアグレッシブに躍動感のあるプレイをしていたと思います。

ドローという結果は満足の行くものではありませんが、新型コロナウイルスで4人が離脱。
さらにヘンドも体調不良ということで、ただでさえ厳しい条件の中、1人少なくなったレッズは、よく戦ったと思います。
今日の悔しさは、次節に晴らしましょう。
ひとつ試合を終えたら改善点を見出し対処する。
それが出来るチームがリバプールだと思います。

文末になりましたが、リバプールは3人の交代枠を使っています。
それをまとめて、この稿を閉じたいと思います。
■60分:タイラー・モートン→ロベルト・フィルミーノ
■81分:サディオ・マネ→コスタス・ツィミカス
■90+2分:ディオゴ・ジョタ→ジョー・ゴメス

  • B!