昨年の夏、リバプールが唯一の新戦力として連れて来たのが、センターバックのイブラヒマ・コナテ。
私の中には、ちょっとした確信めいたものがあります。
ユルゲンが選んだプレイヤーならば必ずやブレイクするという。
海外のプレイヤーにとって、プレミアという舞台は難しいものだと言われるし、特に最初のシーズンはフィットするまで時間がかかるケースが多いですね。
そのことを身をもって味わった一人がファビーニョだと言えそうですが、ファビーニョはイブラヒマ・コナテの適応力の早さを賞讃しています。
リバプールでの生活やプレミアに素早く順応したと。
ファビーニョのコメントはLiverpoolfc.comに寄せられたもので、彼はコナテについて次のように語っています。
Fabinho
彼は、本当に良いプレイをしているね。
プレイをするチャンスを得たときには、なぜリバプールが彼を欲しがったかを証明して見せてくれる。
いつだって彼は、とても良いプレイをしているよ。
プレミアリーグは、センターバックとしてプレイをするには、決して簡単なリーグではないんだ。
彼は、まだ若いけど、彼が積んで来た経験を見せてくれているね。
彼は強く、速い。
だから彼は、このリーグでプレイをして行くスタイルを持っているんだよ。
彼は常にビルヒルかジョエルと一緒にプレイをしているし、経験豊富なプレイヤーの近くにいるということは、彼にとってすごく重要なことなんだ。
これは、私がコナテから受けているイメージのようなものですが、いずれビッグなプレイヤーになる予感がします。
何しろ非常にフィジカルに恵まれているし、随所で見せるプレイでは、スピードがあるところも見せてくれます。
いまや、センターバックにとってスピードは欠かせない要素になりつつあります。
最終ラインのプレイヤー以外でいえば、センターバックのことを最も肌感覚で理解しているのはファビーニョだと思います。
そのファビーニョが、コナテのプレイぶりを誉めている。
ぜひ、コナテには大きく成長してほしいですね。
未完の大器という言葉がありますが、コナテはまだまだ伸びるセンターバックだと思えて仕方ありません。