日本時間早朝に開催されたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでベンフィカと対戦し、準決勝進出を決めたリバプール。
今回は、スタメンを大幅に入れ替えており、まず念頭に置きたいのは、あのマンチェスター・シティとの激闘直後だったということだろうと私は思っています。
そんな中でも結果を出したリバプールですが、この試合で最も活躍、貢献をした選手として、UEFAがコスタス・ツィミカスをプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出しています。
９０分間にわたり、よく走り、攻守に貢献したコスタス・ツィミカス。
高いポジションをキープ出来ていたし、勇気のあるプレイぶりだったと思います。
また、リバプールが決めた３点のうち、コスタス・ツィミカスは２ゴールをアシスト。
いずれもセットプレイからのキックによってでした。
まず一本目は、２１分に生まれたイブラヒマ・コナテのゴールをアシストしたコーナーキック。
二本目は、６５分にロベルト・フィルミーノが決めたゴールをアシストしたもので、これはフリーキックからの展開でした。
以前も書いた記憶があるのですが、コスタス・ツィミカスの左足から繰り出されるキックは、ボールの弾道が高いとしても、ゴール前でドロップして来る感覚がありますね。
時には、曲がりながら落ちて来る。
良いキックを持っていると思います。
左サイドバックとしては、リバプールにはアンディ・ロバートソンもいます。
そのロボを休ませることが出来たと同時に、コスタス・ツィミカスもアピールが出来た。
実にポジティブなことだと思います。
今回の授賞により、コスタス・ツィミカスは、より自信をつけたことでしょう。
これからも、アグレッシブにピッチを疾走し、黄金の左足を繰り出してほしいと思います。
コスタス・ツィミカスに、心からおめでとう！と言いたいですね。