Raheem Sterling
ラヒーム・スターリングといえば、かつてリバプールに在籍をしていたことがありました。
当時の彼は若く、メキメキと成長して行ったもの。
私が思うには、スターリングが急成長を遂げた理由のひとつには、ルイス・スアレスの存在があっただろうと。
スターリングが、リバプールで頭角を現し始めた時期、リバプールにはエースとしてスアレスがおり、相当吸収もしたのでしょう。
ただ、スターリングは移籍問題でごたごたが起きてしまい、結果、マンチェスター・シティへ移籍。
タイトルが欲しいというのが、表向きの理由でした。
実際、スターリングはシティで多くを学んだと思うし、大人にもなったことでしょう。
ただ、シティでの立場も徐々に苦しいものになって来ており、重要な試合でベンチ要員になることも珍しくはありませんでした。
スターリングとシティとの契約ですが、来年の夏で満了となることから、今夏は移籍の噂が多数出ています。
BBCが報じるところによれば、スターリング獲得にはチェルシーが熱心で、この夏におけるメインターゲットに据えているとのこと。
ご存知のとおり、シティはドルトムントからハーランドを獲得していますので、そのあおりがスターリングに及ぶことも考えられます。
スターリングとすれば、違うチームで主力を張りたいと考えたとしても不思議ではありません。
シティといえば、ジェズスも新天地を求めるだろうと報じられており、だいぶチームが様変わりしますね。
スターリング獲得の噂が出ているチェルシーについても、経営陣を含め、大きな変化が予想されます。
移籍関連の情報を発しているスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノの見解によれば、チェルシーはスターリング獲得のためにシティへオファーをしたものの、その金額がシティが望むものと開きがあり、一度押し戻されたとのこと。
ただ、基本的にシティは、スターリング放出を容認しているので、すぐにチェルシーが新たな提示を出すだろうとしています。
また同氏は、シティはスターリングとジェズスを２人とも売りに出す考えがあり、この２人で €100/110mの収入を目論んでいるとのこと。
ライバルチーム達が、いろいろ動きを示している中、リバプールはどういうチームづくりをして行くのか。
サディオ・マネがいないとなれば、当然痛手はありますが、新戦力でダルウィン・ヌニェスを獲得しているリバプール。
ルイス・ディアスもチームに慣れて来るだろうし、新しい力を活かしつつも、築き上げた基本軸をしっかりとキープして、より強いチームに成長させたいですね。