Ben Davies
リバプールのセンターバックであるベン・デイヴィスですが、この度正式にレンジャーズへの完全移籍が決定しました。
LFCもオフィシャルで発表しており、今回の移籍に関しては、リバプールのユルゲン・クロップ監督も心から祝福しているようです。
活躍の舞台が与えられるわけですから。
彼が、プレストンからリバプールへやって来たのは２０２１年２月のことでした。
ご存知のとおり、当時のリバプールは、センターバックの主力が軒並み怪我で倒れており、まさに火の車、クライシスと呼ばれたものでした。
そんなとき、センターバックとして呼んで来たのがベン・デイヴィスでした。
リバプールでの公式戦出場はありませんでしたが、当時のことを考えれば、いわゆるお守り的な存在として控えていてくれた。
新天地となるレンジャーズは、スコットランドの名門であり、ヨーロッパの舞台にも出ているチームですから、彼の活躍を祈りたいと思います。
ユルゲン・クロップ監督は、「スーパーな動きだ。非常に前向きな結果だよ」とベン・デイヴィスを祝福しています。
また、ユルゲン・クロップ監督は、こうも言います。
「レンジャーズは素晴らしいクラブであり、大きなクラブだ。ベンは、明らかに大きなステージに立つことになる」と。
今、リバプールのセンターバックはといえば、ファン・ダイクが復活し、ジョエル・マティプも怪我の呪縛から解き放たれています。
さらに、新しい力であるイブラヒマ・コナテも成長し、ジョー・ゴメスもいます。
充実のセンターバック陣。
それを考えると、今回の完全移籍は、双方にとって良い結果だったと思います。
短い期間ではありましたが、リバプールのシャツを着て支えてくれたベン・デイヴィス。
心から幸運を祈ります。
今まで、ありがとう！