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アーセナル対リバプール戦の結果と感想(プレミアリーグ第10節)


先ほど、エミレーツで開催されたアーセナル対リバプール戦が終了しました。
アーセナルが先手を取ってはリバプールが追いつきという試合展開になりましたが、結果的に3-2のスコアでアーセナルが勝利しています。
また、リバプールは複数のプレイヤーに怪我の不安があり、今後に響かないことを祈るばかり。

得点経過については、次のとおりです。

▲1分:失点
■34分:ダルウィン・ヌニェス
▲45+5分:失点
53分:ロベルト・フィルミーノ
▲76分:失点(PK)

リバプールとしては、点を許す時間帯が良くなかったですね。
開始早々の失点は避けたいし、ハーフタイムを迎える寸前の失点も痛かった。

アーセナルの3点目はPKですが、微妙な判定にも思えたもののジャッジが覆ることはありませんでした。

さて、良いことも考えましょう。
リバプールの2得点は、いずれも良いものだったと思います。
フィニッシャーもそうですが、アシストをしたプレイヤーが素晴らしかった。

ダルウィン・ヌニェスのゴールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドが縦に出したボールを右サイドに出ていたルイス・ディアスがコントロール。
かなり難しい体勢だったと思いますが、ルイス・ディアスは勢いを加速させ厳しい状態からクロスを送っています。
そこに反応したのがダルウィン・ヌニェスで、スライディングをしてのゴール。
お見事でした。
特に、ルイス・ディアスの踏ん張りは、特筆すべきものがあったと思います。

ロベルト・フィルミーノのゴールも美しかった。
中盤からジョーダン・ヘンダーソンが縦に出し、ボールはディオゴ・ジョタへ。
ディオゴ・ジョタは、文字通りのキラーパスをボビーに通し、受けたボビーも完璧な左足のキックで、相手ゴールの対角線に蹴り込んでいます。
試合結果こそついては来ませんでしたが、リバプールの2ゴールは、アシスト、フィニッシュと、いずれも美しいシーンを見せてくれたと思います。

リバプールにとっての不安材料は、まずルイス・ディアスが怪我のために途中でピッチを退いたこと。
怪我を負ってもプレイを続けたルイス・ディアスですが、ファーストハーフが終わる前にピッチに座り込んでしまい、42分の段階でボビーとの交代を余儀なくされています。

また、トレント・アレクサンダー=アーノルドも足首を痛めたシーンがありました。
ファーストハーフは、プレイをやり遂げましたが、セカンドハーフのスタートでジョー・ゴメスと交代。
ただ、下がった後もベンチに座って試合を見ていましたので、おそらくはルイス・ディアスよりは軽傷かと思います。

比較的早い段階で、怪我による交代のカードを2枚切らざるを得なかったリバプール。
今後の試合に影響が出ないことを祈るばかりです。
アーセナルとは、勝ち点差がだいぶ開きましたので、目標の再設定をするなどして、モチベーションを保つ必要があるように思います。
最後まで諦めないのがレッズたる由縁ですから。

結びに、この試合での交代について触れて、この稿を閉じたいと思います。

■42分:ルイス・ディアス→ロベルト・フィルミーノ
■46分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ジョー・ゴメス
■69分:ジョエル・マティプ→イブラヒマ・コナテ
■69分:モハメド・サラー→ファビーニョ
■80分:ディオゴ・ジョタ→ハーヴェイ・エリオット

  • B!