Liverpool FCを応援するブログです REDS戦士とアンフィールドの人々が大好きです。  Written by Toru Yoda

リバプールブログ Liverpoolの1ファンが綴るblog

リバプール対ナポリ戦の結果と感想(CLグループA)


まずはじめに、私はお詫びを書かなければなりません。
チャンピオンズリーグ・グループステージの最終節であるリバプール対ナポリ戦。
体調不良のため、リアルタイムでお伝えをすることができませんでした。
本当に、申し訳ありませんでした。

また、Twitterでは沢山のあたたかいご厚情をいただき、心から感謝しております。
ありがとうございます。
皆様お一人、おひとりに御礼を申し上げます。

自分なりに、リバプールへの思いを綴って行きたいと始めたブログ。
もう、長い年月にわたり続けていますが、記憶にある限り、試合直後にアップ出来なかったことは初めてではないかと思います。
今、不調な自分と戦っていますが、プレミアリーグ風に言えば、より強くなって戻って来たい気持ちです。

前置きが長くなりました。
リバプール対ナポリ戦のことを。
まず、リバプールのスターティング・イレブンについては、次のとおりでした。
ポイントなるのは、イブラヒマ・コナテをセンターバックに起用したことと、カーティス・ジョーンズに左ワイドを任せたことだったと思います。

リバプールとナポリは、いずれもグループステージ突破を決めており、あとは首位通過か2位通過かを決める試合ではありました。
ただ、リバプールが首位に立つためには最低でも4ゴールが必要という状況。
相手は、今シーズンの公式戦で無敗を誇り絶好調のナポリ。
試合前から私が思っていたことは、アンフィールドで勝ってくれ!ということでした。
自信を取り戻すために。
コップにプライドを示すために。

試合結果ですが、皆様ご存知のとおり2-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています!
セリエAでもチャンピオンズリーグでも圧倒的な強さを見せて来たナポリに、今シーズン初めて勝利したチームとなりました。
アンフィールドでのナポリ戦といいますと、ほろ苦い記憶が蘇るわけですが、レッズはしっかりと勝ちきってくれましたね。
よかった!

ポゼッションは、ほぼ互角。
シュート数もほぼ互角。
ただ、今回については、セットプレイがものを言いました。
リバプールの2ゴールは、いずれも左からのコーナーキックをコスタス・ツィミカスが蹴ったことが起点となっています。
決定力があるというのは素晴らしいことであり、いずれのゴールも力強さを感じさせてくれました。

コスタス・ツィミカスのコーナーについては、以前から良いボールを蹴ることは分かっていました。
そこに、ヘッダーの強さが加味されましたね。
ファン・ダイク!ダルウィン・ヌニェス!

得点経過については、次のとおりです。

■85分:モハメド・サラー
■90+8分:ダルウィン・ヌニェス

いずれも試合終盤に決まったものですが、先制点となったモーのゴールは、コスタス・ツィミカスが左から蹴ったコーナーキックが起点となりました。
このボールを途中からピッチに入っていたダルウィン・ヌニェスがヘッド!
こぼれたところにモーが反応し、ゴールに押し込んだものです。
ヘッダーのシーンですが、ダルウィン・ヌニェスとファン・ダイクが2枚並んでジャンプしており、あのシーンは大迫力でした。
高さのある2人が揃って飛んだとき、守る方としてはたまったものではないと思います。

リバプールのだめ押し点は、試合終了間近に決まっています。
こちらも左からコスタス・ツィミカスがコーナーキックを蹴ったことが起点になっています。
ツィミカスがキックしたボールをファン・ダイクが強烈なヘッド!
私は、瞬間、ファン・ダイクのゴールが決まった!と思いました。
ただ、ラインを完全には超えておらず、こぼれたボールをダルウィン・ヌニェスが蹴り込んで決めたものです。

この2点目ですが、最初はダルウィン・ヌニェスがオフサイドの判定を受けてフラッグが上がっていましたが、VARでチェックした結果、オンサイド。
嬉しい、嬉しいゴールとなっています。
決めたダルウィン・ヌニェスのファイトも素晴らしいし、ファン・ダイクのヘッドに魂が宿っていたと私は感じました。

勝利したリバプールですが、アクシデントもありました。
ファーストハーフで、最も走行距離を出していたジェイムズ・ミルナーが、セカンドハーフ開始早々にピッチに座り込んでしまいます。
これは46分のことでした。
その2分後、急きょピッチに送り込まれたのはハーヴェイ・エリオット。
私は、ハーヴェイ・エリオットのプレイぶりに気持ちがこもっていることを感じ取っていました。
突然巡って来た出番にも関わらず、ハーヴェイ・エリオットは、全力で戦っていたと思います。

ディフェンス面ですが、まだまだ改善の余地はあると思いますが、局面においてイブラヒマ・コナテのスピードが光っていましたね。
まだ若いし、これからの選手ですが、現代のセンターバックにとって、スピードがあるということは強味だと思います。
チアゴもさすがでした。

また、一方で私は思うのです。
リバプールは、セカンドハーフに入ってから結果的に5枚の交代カードを切りましたが、途中から入った5人が全員良かったと。
若い力が躍動し、テクニカルな部分でも優れていることを証明してくれたし、途中出場のプレイヤー達が、チームにエネルギーを与えてくれたように思うのです。
途中からピッチに入った5人については、文末で触れたいと思います。

カルヴァン・ラムジーについては、リバプールでのデビュー戦。
右サイドバックを努めましたが、良いデビューになったと思います。
リバプールに来る前からドリブルも得意とする攻撃的右サイドバックという印象があったのですが、ナポリの面々にプレスをかけられても、しっかりと落ち着いてボールをコントロール出来るスキルは、素晴らしかったと思います。

さらに、一度触れてみたいと思っていたのですが、この試合ではステファン・バイチェティッチも途中から起用されています。
バイチェティッチは、頻繁にベンチに入っており、余程ユルゲン・クロップ監督からの評価が高いのだろうと思って来ました。
ナポリを相手にしても、一歩も引きませんでしたね。
ファビオ・カルヴァーリョも良かった!

今日の試合は、アンフィールドで勝つことが大きな命題でした。
実は、聖地アンフィールドでもイタリア勢との相性が悪かったレッズ。
しっかりと勝ってくれました。
若い力も躍動し、新戦力も活躍をした。
今日の勝利を意味あるものにするためにも、ここから波に乗って行きたいですね。

文末になりましたが、リバプールの交代カードについてまとめた上で、この稿を閉じたいと思います。

■48分:ジェイムズ・ミルナー→ハーヴェイ・エリオット
■72分:カーティス・ジョーンズ→ダルウィン・ヌニェス
■87分:ロベルト・フィルミーノ→ファビオ・カルヴァーリョ
■87分:チアゴ→ステファン・バイチェティッチ
■87分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→カルヴァン・ラムジー

遅くなってしまいましたが、こうしてお届けをすることが出来ました。
これもみな、読者の皆様のおかげです。
重ねて、心から御礼を申し上げます。
私も、もっと強くなりたいと思います。

  • B!