キャプテン！
私は、その言葉、その響きから、必ずスティーブン・ジェラードのことを思い出します。
レジェンド中のレジェンドだと言っていいことでしょう。
２０１６年１１月２４日のこと、リバプールファンの間に驚きと衝撃が奔りました。
スティービーが、現役引退を表明したのです。
私は、何か言葉にならない感覚に襲われていました。
いつか、この日は来ると知っていながらも、それが現実となったとき、思いが溢れ出てきたような感覚です。
スティービーは、残した記録も偉大ですが、ここぞ！というときに大きな仕事をしてくれる頼れるキャプテンでした。
代名詞でもある弾丸ミドルは、見る者を圧倒し。
例えば、イスタンブールの奇跡。
例えば、FAカップ決勝。
スティービーならではのドラマを生み出してくれたものです。
リバプールのプレイヤーとして、スティービーが唯一獲れなかったタイトルはプレミアリーグでしたね。
それでもマージーサイドの人々は、スティービーを愛し、最も素晴らしいレジェンドだと思っている。
今もそれは変わらず。
スティービーですが、リバプール在籍中には、公式戦７１０試合に出場し、１８６ゴールを決めています。
ただ、その数字以上のインパクトを与えてくれたスターでもありました。
本当に愛されたキャプテン！
今シーズンは、アストン・ヴィラの監督として結果が出ず、解任ということになってしまいましたが、その分、アンフィールドに通うことも出来ますね。
きっと今は、次へ進むために、より高く飛翔するための時期。
スティービーの幸せと、これからの活躍を心から祈ります。