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ボビーとの11週間 その1 新しいタイプの9番


2022-2023シーズンをもって、リバプールから旅立つことが明らかになったロベルト・フィルミーノ。
じわり、じわりと感慨もわいてくると思いますが、残された時間を愛おしみたいという自分がいます。
今シーズンのリバプールですが、最終節は5月28日開催のサウサンプトンとなります。

そこまでおよそ11週間ですね。
もうひとつ大切なのは、アンフィールドでの最終戦です。
こちらは、第37節のアストン・ヴィラ戦で、5月20日に予定されております。

今後、ランダムになりますが、「ボビーとの11週間」として、徒然なるままに綴って行きたいと思います。
今回のテーマは、新しいタイプの9番です。

ボビーがリバプールへやって来たときに身につけていた番号は11。
そのことは、ご存知の皆さんも多いと思います。
ちょうど、モハメド・サラーがやって来るときに、ボビーは11番から9番へと変更になったといういきさつです。
あの頃、私は書いた記憶があるのですが、ボビーという人は、番号というものにあまりこだわりはないようです。

ボビーがリバプールへやって来た時。
指揮官はブレンダン・ロジャーズ監督で、ちょうどリバプールが苦しむことになるシーズンでした。
ボビーも本来のパフォーマンスを発揮できなかったというか、役割が明確になっていない印象がありました。
そのボビーの才能が開花するのは、ユルゲン・クロップ監督が、リバプールの指揮官に就任して以降。
ユルゲン・クロップ監督は、ボビーに9番のポジションを与えます。
その期待にボビーも応えますが、これまでにあった9番の概念を打ち破るようなプレイスタイルでした。

従来の9番は、基本的には相手ゴール前にポジションを取り、常に得点を狙う役割を担っていました。
しかしボビーは、ワイドに開いたり、低い位置に落ちて行ったりという動きを繰り返します。
リバプールの攻撃が流動的で、相手ディフェンスを悩ませていたのは、ボビーの働きが大きく影響をしていたと思います。

特に、イングランドの場合には、9番といえばどかん!と相手ゴール前に張っていることが多かったわけですが、ボビーはまったく違う境地を開拓しましたね。
ここまで書いて来たように、ボビーはブレンダン・ロジャーズ監督時代からのプレイヤーです。
後に、サディオ・マネがサウサンプトンからやって来て、ローマからモハメド・サラーがやって来る。
ここに、リバプールのフロントスリーが完成するのでした。
折々になりますが、他愛もないことを書きながら、ボビーとの思い出にしたいと思います。

  • B!