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SpVggグロイター・フュルト対リバプール戦の結果と感想(フレンドリー)


先ほど、ドイツの地で行われたフレンドリーマッチ、SpVggグロイター・フュルト対リバプール戦が終了しました。
試合としては、4-4のドローという結果になりました。
調整段階での試合ですし、ハーフタイムでがらりとメンバーを代えたこともあり、ファーストハーフとセカンドハーフで分けて考えることも必要だと思います。

分けて考えたとき・・・ファーストハーフはリバプールの勝ち。
セカンドハーフは、やられましたね。
両チーム合わせて8ゴールが生まれたわけですが、少なくともファーストハーフのリバプールは無失点でした。
まず、得点経過をまとめてみたいと思います。

■22分:ルイス・ディアス
▲47分:失点
■50分:ダルウィン・ヌニェス
■59分:ダルウィン・ヌニェス
▲67分:失点
▲74分:失点
▲77分:失点
■89分:モハメド・サラー

この時期に2チームを組まなければならないため仕方がない部分はありますが、セカンドハーフは明らかにディフェンスが緩くなってしまいました。
ただ、そんなセカンドハーフでもハーヴェイ・エリオット、モハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェスは良かったと思います。
ダルウィンに関しては、先日の1試合目でもゴールを決めており、フィニッシュをしっかり決めきる感触をつかみつつありそうです。
同点弾となったモーのゴールもダルウィンのアシストによるものだし、この時期において良い兆候ではないでしょうか。

スタメンについては、前の稿でお知らせしましたので、セカンドハーフのメンバーをLFCのグラフィックにてご紹介いたします。

セカンドハーフは、ディフェンスが緩くなったと書きましたが、ミスもあったしちょっと軽くなってしまったかなという感はありました。
それでも、モーとダルウィンがゴールに絡んだことは光明だと思います。

リバプールの得点について触れますと、先制ゴールはルイス・ディアスが決めています。
今日のルイス・ディアスは、スタートからよく走り、よく動いており、実にハングリーな姿勢を見せてくれました。
この時期に、あれだけ動けるということは、かなり調子が良いのだと思います。
ルイス・ディアスのゴールですが、ボックスの外でボールを受けたルイス・ディアスが、相手を翻弄するようなドリブルでトリッキーに仕掛け、切り込んだ上で右足で巻くようなシュートを決めました。
お見事。

リバプールの2点目は、ダルウィン・ヌニェスが決めています。
右サイドにおいて、ハーヴェイ・エリオットからモーに縦パスが出て、モーはカットインするぞ!と見せかけて意表を突くパス。
パスを受けたダルウィンは、角度のない位置から右足でフィニッシュしています。

ダルウィンは59分にもゴールを決めています。
今度は、モーから出た浮き球を胸トラップし、相手ディフェンダーをかわして左足のゴール。
落ち着いて決めてくれました。

同点ゴールはモー。
ダルウィンが左ワイドを切り裂いていたのですが、もの凄いスプリントをしているモーを見て、私はびっくりしました。
このスプリントが生き、ダルウィンのクロスをモーが左足で押し込んだものです。

ファーストハーフは、リバプールの勝ちと書きましたが、課題があるとすればトレント・アレクサンダー=アーノルドの生かし方でしょうか。
1試合目もそうでしたが、なかなかトレントの良い部分を引き出すことに苦労をしている感があります。
次の試合では、ちょっと違う役割を与えてもよいのでは?と思ったり。

いろいろなことが見えて来たフレンドリーマッチ。
リバプールにとって手応えがあるとすれば、フォワード陣が揃って好調なことでしょうか。
コンディションの良さが伝わって来ますね。
今日の試合を観た上で、やはりアンカーというのは重要な役割なのだと改めて実感しました。
また、次の試合で工夫したところを見せてほしいですね。

  • B!