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リバプール対ブレントフォード戦の結果と感想 レッズが2位に浮上


先ほど、プレミアリーグ第12節のリバプール対ブレントフォード戦が終了しました。
試合は、3-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
今日の試合は、負傷者が多かったことと、アレクシス・マクアリスターが出場停止だったこともあり、いかにスタートから出るメンバーが頑張れるかがキーポイントだったと思いますが、勝ちきりましたね。

また、私は「欲を言えば3ゴール以上がほしい」と申し上げたのですが、リバプールは3点を決めてくれました。
これにより、トッテナム、アーセナルの上に浮上し2位まで順位を上げています。
ファーストハーフには、ダルウィン・ヌニェスがゴールネットを2度揺らしたもののVARでオフサイド判定。
ただ、ゴールキーパーへ向けてプレッシャーに行くダルウィン・ヌニェスの姿は素晴らしかったと思います。

得点経過については、次のとおりです。
■39分:モハメド・サラー
■62分:モハメド・サラー
■74分:ディオゴ・ジョタ

先制ゴールとなったモハメド・サラーの得点ですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドが縦に出したところダルウィン・ヌニェスがポスト役となり右から上がって来たモーにボールを繋ぎ、モーは左足でゲット。
リバプールの2点目もモーが決めています。
ディオゴ・ジョタが、ボックス内縦にボールを転がし、タッチライン際ぎりぎりのところでツィミカスがクロス。
モーがヘッドで押し込んだものです。

さらにリバプールには3点目が来ます。
決めたのはディオゴ・ジョタで、ツィミカスがマイナスに戻したボールを受けると中へとドリブル。
中央へと寄って行きながらの鮮やかな右足のシュートでした。

今日の試合では、中盤が厳しいことは分かっていたのですが、イブラヒマ・コナテ、ジョー・ゴメスが揃って欠場は痛かったですね。
ジョエル・マティプがイエローカードを受けてしまったため、その不在が心配でしたが、勝ちきってくれました。
もし、リバプールが選手交代に動くとすれば、システム的に考えて、ルイス・ディアスとハーヴェイ・エリオットを揃って入れる形しかないだろうと思っていたのですが、そのとおりに動けたわけで、リードをしていましたので、良い交代になったと思います。
ルイス・ディアスの献身性も見られたし、ハーヴェイ・エリオットの熱量が伝わって来る走りっぷりには感動さえ覚えたものです。

また、クリーンシートで終えたこともポジティブであり、ファン・ダイクが少なくとも1点を阻止しましたね。
よく足を伸ばしてクリアしてくれたと思うし、体の寄せ方などが、やはり上手いし強い。
今シーズンのファン・ダイクは、非常に良いと思います。

ユルゲン・クロップ監督は、90分の段階でトレント・アレクサンダー=アーノルドを下げていますが、右サイドバックを務めたのは売り出し中のジャレル・クアンザーでした。
いやいや、しっかりやってくれたと思います。
このプレイヤーは、落ち着きが凄いですね。
もしかしたら、大ブレイクをする時が来るかもしれません。

まだまだ、シーズンは長いものの、2位に上がれたことは非常にポジティブです。
これで、マンチェスター・シティと戦うにあたり、最高の状況が創れたと思います。
アンディ・ロバートソンの不在は、チームにエンジンをかけるという意味で、とても残念ですが、シティ戦までに何人かの負傷者が戻って来てくれることを祈ります。
あと、私が感じたことは、ドミニク・ソボスライというプレイヤーは、ディフェンス面でも実にクレバーだということでした。
どれだけのスキルを持っているのか!と感心することしきりな私です。

非常に控えメンバーが心配されたリバプールですが、この試合で4枚の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■83分:コーディ・ガクポ→ハーヴェイ・エリオット
■83分:ディオゴ・ジョタ→ルイス・ディアス
■90分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ジャレル・クアンザー
■90+3分:ドミニク・ソボスライ→ジェームズ・マッコーネル

  • B!