よく、「レジェンド」という言い方をされるプレイヤー達がいますが、リバプールは輝ける黄金時代をもっており、クラブの歴史をつくった多くのプレイヤー達の名前が、今もなお語り継がれています。
その代表格が、ケニー・ダルグリッシュでありましょう。
私が、海外のフットボールに興味をもち、テレビ観戦をするようになったときには、まだダルグリッシュはリバプールへ来ておらず、7番を付けていたのは、ケビン・キーガンでした。
キーガンがハンブルガーSVへと去った後、7番を受け継いだのがキング・ケニー。
リバプールに偉大なる栄光をもたらします。
リバプールの人々の楽しみはといえば、週末のフットボール。
おじいちゃん、おばあちゃんから孫子の代までが、夢中になって、赤いユニフォーム、青いユニフォームの応援をします。
もはや生活の一部ですよね。
長く、長く、続いて来たリバプールを象徴するクラブのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュ以上とも言われるようになった、スティーブン・ジェラード。
アンフィールドでのラストマッチを迎えるにあたり、ダルグリッシュが質問を受けたそうです。
いろいろなところで、そのようなことが記事にされていますので、きっとケニーも訊かれたのでしょう。
「泣くか?」
ケニーの答えは、いかしていました。
「アンフィールド周辺には、洪水警報が出されるだろうね」
「でもそれは、幸せに満ちた涙であってほしい」
ケニー!
今日は、きっとアンフィールドへ来てくれますよね?
後輩の姿を、ぜひ近くで見てあげてください。
どうも今日は、私の部屋も洪水注意報が発令されそうです。
ハンカチではもたないので、バスタオルを用意しておきましょうか。