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マンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦(EL)の結果と感想


今さっき、アウェイでのマンチェスター・ユナイテッド戦(ヨーロッパリーグ・ラウンド16・セカンドレグ)が終了しました。

結果は、1-1のドロー。
これにより、2試合トータルのスコアが3-1でリバプールが上回り、見事にベスト8進出を決めました。

この試合自体はドローでしたが、ホーム&アウェイ方式ということを考えれば、ホームでクリーンシートで勝ち、アウェイではドローにもっていくという戦い方は、理にかなったものだと思います。

先制したのはユナイテッドで、32分のPK。
しかしリバプールは、ファーストハーフ終了間際の45分に、フィリペ・コウチーニョが同点ゴールを決め、この1点が事実上決着をつけたものと言っていいと思います。

ユナイテッドとすれば、ファーストハーフのうちに、リバプールにゴールを許したことで、最低でも4点が必要となる状況に追い込まれ、メンタル的にも、かなりダメージを負ったことでしょう。

このコウチーニョのゴールは、お見事!というしかない鮮やかなものでした。
まさに、コウチーニョの個人技の勝利だったと思います。

後方からフィードされてきたボールを左サイドに開いた位置で受けたコウチーニョは、相手ディフェンダーを軽々とかわし、そのままペナルティー・エリアの奥深くまでドリブルで侵入。
デ・ヘアと至近距離での1対1に持ち込み、落ち着き払ったループを放ち、デ・ヘアの頭上を越える鮮やかなループを決めたものです。

先週の試合で、デ・ヘアとの1対1を止められていただけに、コウチーニョとしても、瞬時の判断でループを選択したのだと、私としては思っています。

結果はドローでしたが、とにかくゴールがほしいユナイテッドの攻撃に対し、今日は特にママドゥ・サコーが、落ち着いて対応できていたとも思います。

また、チーム事情で、急きょ左サイドバックを任されたジェイムズ・ミルナーも、派手さはなかったものの、よくチームに貢献してくれたのではないでしょうか。

カップ戦は、とにかく勝ち上がることが最終目的。
そういった意味で、ナイス・ゲームだった!と、言っていいと思います。

いよいよヨーロッパリーグも準々決勝に進出ですね。
トロフィーに手が届く場所まで、上がってきた!
そう言っていいと思うし、ここまで来たからには、ぜひともヨーロッパのタイトルを狙いたいですね。

あえて、心配な点を書けば、試合途中でピッチをさがったジョーダン・ヘンダーソンの状態でしょうか。
ベンチに戻らず、そのままダッグアウトへ下がっていったので、どこかを痛めた可能性もあるかと思います。

ヘンドの件については、情報が分かり次第、お伝えしたいと思っております。

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