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ジョタの20番を全カテゴリーで永久欠番にしたLFC


ディオゴ・ジョタのキャリアは、あの悲劇的な事故により閉じることになりました。
それでもジョタが見せてくれた華麗なプレーの数々やリバプールを勝利に導く貢献は、決して色褪せることはありません。

LFCはクラブとして20番を永久欠番にすることを決定しました。
それも全カテゴリーにおいてとなります。
レッズのトップチームは勿論であり、LFCの女子チームやアカデミーのチームでも20番は永久欠番となります。
ここにリバプールの20番は、永遠にジョタの番号になったわけです。

この決断に至るには、クラブだけで決めたのではなく、ジョタの妻であるルテさんやご家族との協議(話し合い)も丁寧に行った上でのもの。
マイケル・エドワーズによれば、奥さんやご家族との話し合いが必要不可欠だと考えたといいます。
良いことですね。

LFCは、この決定について「この決定は、過去5年間にわたるポルトガル出身の彼がレッズにもたらした計り知れない貢献だけでなく、チームメート、スタッフ、そしてサポーターたちに与えた深い人としての影響や、彼らとの間に築いた永遠の絆を称えるものです」としています。

このことについて、マイケル・エドワーズが話をしておりLFCがオフィシャルで伝えていますので、ここではマイケル・エドワーズがどんなことを言っているかを取り上げたいと思います。

Michael Edwards(LFCフットボール部門CEO)
クラブとして、サポーターの皆さんの気持ちを痛いほど理解していました。
また、私たち自身もまったく同じ思いだったのです。
この決定には、ディオゴの妻ルテさんとご家族に必ず関わってもらう必要があり、まず最初にこの意向をお伝えすることが非常に重要でした。

私が知る限り、リバプール・フットボールクラブの歴史の中で、このような形で個人に敬意を表するのは初めてのことだと思います。
ですから、これは特別な人への特別な敬意だと言えるでしょう。

この背番号を永久欠番にすることで、それは永遠のものとなり、決して忘れ去られることのない存在とするのです。
ディオゴは2020年に私たちの仲間となり、彼は誇りと敬意、そして愛情を持って、この20番を身に着け続けました。
リバプール・フットボールクラブにとって、彼は永遠に私たちのNo.20なのです。

ジョタがチームメート、クラブ関係者、そしてサポーターにとってどれほど大きな存在だったか、そして今もそうであり続けていることは、彼とアンドレが亡くなって以来寄せられている数々の追悼の言葉からも明らかです。
彼は卓越したフットボーラーであるだけでなく、素晴らしい人間でもありました。
彼の突然の死による衝撃と悲しみは、これからも長く私たちの中に残り続けるでしょう。
クラブは、妻のルテさん、3人のお子さん、ご両親、そしてアンドレさんを含むご家族やご友人の皆さんと共にあり、心からの愛と哀悼の気持ちを捧げます。

また、LFCではビリー・ホーガン、ジョン・ヘンリー、トム・ワーナー、マイク・ゴードンが連名で次のようにメッセージを発しています。

クラブの長い歴史と数々の伝説の中で、これまでこのような栄誉が誰にも授けられたことがないという事実は、ディオゴがリバプール・フットボールクラブにとってどれほど大切な存在であったかを物語っています。
彼の記憶と功績は、背番号20番と共に永遠のものとなります。
ディオゴとアンドレを失った悲しみの中にあるルテさんと3人のお子さん、そしてご家族の皆さんに、私たちの心からの愛を送ります。

長い歴史をもつリバプールにあって、永久欠番という扱いをするのはディオゴ・ジョタが初めて。
それも女子チーム、アカデミーを含めてのことになる。
今回の決断は、おそらく大多数のファンが納得し、歓迎することでしょう。
アンフィールドを疾駆した20番。
ディオゴ・ジョタは永遠になりました。

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