今夏の大型補強により、強烈な布陣を擁することになったリバプール。
その看板はといえば、やはりモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネのフロントスリーだと思います。
さらに、新シーズンには、大きな期待を背負ったナビ・ケイタも加わってきますね。
そのような状況ではありますが、私としては、アダム・ララーナにおおいに期待をしております。
アダム・ララーナ自身、ここまでの仕上がりに自身を持っているようで、Sky Sportsなどには、いわゆる絶好調宣言のようなものをしていました。
ここまでのプレシーズンマッチを見るに、確かにアダム・ララーナのパフォーマンスは良いと思います。
昨シーズンは、負傷により辛い思いをしたわけですが、新しいシーズンこそ、素晴らしいものにしてほしいですね。
リバプールには、優れたタレントが多く、アダム・ララーナといえども、スタメンではない試合もあることでしょう。
しかし、必ずやアダム・ララーナの力が必要になる時があるはず。
アダム・ララーナの場合には、広いスペースをフリーランニングする献身性がある一方、狭いエリアにも思い切って飛び込んで行けるテクニックと嗅覚を備えています。
フロントスリーとの呼吸もぴったりではないでしょうか。
アダム・ララーナにとって、ロシアワールドカップのメンバー外になったことは、実際悔しかっただろうと想像します。
しかし、それを受け入れた上で、新シーズンで実力を証明すれば、ユーロへの出場も見えてくるのではないでしょうか。
あるいは、ジェイムズ・ミルナーのように、クラブに専念する道を選ぶもよし。
アダム・ララーナというタレントは、イングランド人の中にあって希有な才能の持ち主だと、私は思います。
両足を巧みに使えるし、たとえば南米系やアフリカ系のプレイヤーとの連携も苦にしません。
これは、リバプールにとって大きなことかと。
アダム・ララーナが、完全復活を遂げたとき、リバプールのフロントスリーは、より生きる。
私は、そう思っています。
前述したとおり、リバプールには才能溢れるタレントが揃っていますので、オーバーワークになる心配は少ないとも思います。
そのことをプラスと考えて、ぜひ大活躍をしてほしいですね。
たとえば、アダム・ララーナとナビ・ケイタが中盤に入り、前線にあの3人がいたならば、相手チームにとっては、脅威以外の何ものでもないと思います。
開幕まであと少し。
ぜひとも、今後も怪我なく、最高の状態で開幕を迎えてほしい!と、願っています。
改めて、アダム・ララーナにエールを送りたいと思います。
がんばれ!