ここしばらく、アダム・ララーナのことを取り上げる機会が減っていました。
なので今回は、久しぶりにアダム・ララーナのことを書いてみたいと思います。
アダム・ララーナは、まだ終わっていないということを書きたいと。
アダム・ララーナが、サウサンプトンからリバプールへやって来た当時と比べて、リバプールの選手層が厚くなっているのは事実でありましょう。
また、アダム・ララーナは近年負傷に悩まされており、コンスタントに出場が出来る状態にはなかった。
しかし、それでもアダム・ララーナがリバプールで貢献できる可能性は残っていると、私は考えています。
何より、もしアダム・ララーナを戦力として見ていないならば、移籍金が発生する時期に、ユルゲン・クロップ監督は放出候補にしていたのではないでしょうか。
アダム・ララーナといえば、全力でピッチを疾走するフリーランニング、スプリントが魅力のプレイヤーでした。
しかし、年齢というものも現実問題として考慮しなくてはならない。
一方、アダム・ララーナには、確かなテクニックがあり、戦術眼もあると、私は確信しています。
その良さを活かせる役割というものがあると思うのです。
たとえば、プレシーズンマッチにおいてアダム・ララーナは、アンカーのポジションを任されることがありました。
これも、ユルゲン・クロップ監督が導いた答えのひとつだと、私は思っています。
前述したように、確かなテクニックがあり、両足を遜色なく使えるアダム・ララーナのことですから、それを存分に活かし、ベテランならではの戦術眼を発揮すれば、まだまだリバプールで活躍の場があるように思います。
アダム・ララーナは、1988年5月10日生まれ。
31歳になっています。
しかし、まだ数年はトップレベルでやれるはず。
スピード、走力だけではないものを持っているのですから、ぜひ円熟した境地の新しいアダム・ララーナを見せてほしいですね。
シーズンは長い。
アダム・ララーナにも、きっとチャンスが巡って来るはずです。
今度ピッチに立ったときには、彼のプレイに注目したい!
それが、アダム・ララーナへの私の気持ちです。