今シーズンは、怪我に悩まされ、思うようなプレイが出来ていないアダム・ララーナですが、長い負傷から戻って来たと思っていたら、3月31日に開催されたクリスタルパレス戦で、途中出場、その後僅か数分でハムストリングを痛めて、ピッチを去る事態が起きていました。
その後、リハビリを続けているアダム・ララーナは、順調に回復をしており、今シーズン中の復帰が見えてきたようです。
これは、ユルゲン・クロップ監督が語ったことで、LFCも公式に報じています。
ただ、まだ完全にはフィットするには至っておらず、実戦に投入するには、今少し時間を見る必要がありそうです。
ユルゲン・クロップ監督によれば、ストーク戦とローマ戦に出場することはないとのことで、チェルシー戦もおそらく難しいだろうと考えているようでした。
一方、ユルゲン・クロップ監督は、アダム・ララーナが、今シーズン中に1試合あるいは2試合に出場できるチャンスがあるともしています。
これは、プレミアリーグ最終節、ブライトン戦には戻って来られるだろうという見込みを語ったものです。
もうひとつの一試合とは、おそらくチャンピオンズリーグの決勝を意味しているものと思われます。
ローマとのセカンド・レグは、決して油断をしてはいけない試合ですが、公正にみれば、リバプールが有利であることは否定できないと思います。
チャンピオンズリーグ決勝の舞台で、中盤のプレイヤーが戻って来るというのは、間違いなくポジティブな要素ですね。
また仮に、アダム・ララーナが今シーズン中での復帰を果たせば、ワールドカップ・ロシア大会へ出場できる可能性も出てきます。
このことを考慮すると、やはり今シーズンのリバプールにとっての山場は、本日開催のストーク戦、ローマ戦、そしてチェルシー戦の3試合でしょうか。
ここを上手く乗り切れれば、アダム・ララーナが帰ってくる。
アダム・ララーナにとっては、辛いシーズンになったと思いますが、今シーズン中に実戦へと戻れるならば、来シーズンこそは、本領を発揮したいと、強く思っていることでしょう。
理想的には、チェルシー戦で、スタメンではなくてもベンチに入れれば助かるとは思いますが、繰り返してきた怪我だけに、ユルゲン・クロップ監督としても、慎重に見極めるものと思われます。
いまは、アダム・ララーナの一日も早い回復を祈るばかりですね。