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アダム・ララーナ復帰後のリバプールについて

Adam Lallana


アダム・ララーナ復帰の時が目の前に迫っていると言われています。
早ければ、今週末のサウサンプトン戦でのメンバー入りもあるか?という状況だとされていますが、アダム・ララーナが戻ってくれば、リバプールにとっては大きな戦力増強になりますね。
一方、今後どのようなスターティング・イレブンを組んでいくか?という部分にも、注目が集まります。

リバプールの負傷者関連で言うと、まずサディオ・マネは先日のウェストハム戦で先発出場を果たしており、セネガル代表でもフルタイムのプレイをしています。
次に、フィリペ・コウチーニョについては、ブラジル代表として、火曜日開催のイングランド戦に出場見込みだと、各メディアが報じているところ。

リバプールとしては、アダム・ララーナ、サディオ・マネ、フィリペ・コウチーニョの3人が帰ってきた!という状況が近づいていると言っていいでしょう。

こうなると、ポジション争いが更に激化しますね。
より強いクラブになるためには、歓迎すべきことですが、ユルゲン・クロップ監督としては、嬉しい悲鳴といったところでしょうか。

仮定の話ですが、超攻撃的な中盤を構成するならば、ジョーダン・ヘンダーソン、アダム・ララーナ、フィリペ・コウチーニョというセットも可能ですね。

前線の3人について、たとえば、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人で行くとすれば、現在ジョルジニオ・ワイナルドゥムとエムレ・チャンが担当しているポジションに、相当なタレントが揃うことになります。

前述したような前線の顔ぶれになった場合、フィリペ・コウチーニョは、やや下がったポジションになるだろうし、アダム・ララーナも戻る。
さらにリバプールには、ジェイムズ・ミルナーとアレックス・オックスレイド=チェンバレンもいます。

チャンピオンズリーグとのターンオーバーを実施したとしても、かなりの競争になりそうです。

ここに、来年の夏には、ナビ・ケイタが入るわけですから、エムレ・チャンが契約延長を躊躇している理由も、何となく分かるような気がします。

こういった布陣、陣容を改めて考えてみると、やはりリバプールは、最終ラインの充実が、直近の課題のようにも思えてきます。

これで最終ラインも盤石になれば、かなりのチーム力を保持することになりそうです。

ストライカーを見ても、ダニエル・スタリッジがおり、ドミニク・ソランケもイングランド代表へ呼ばれるまでになりました。
ダニー・イングスも、もちろんチャンスを待ち、しっかりとU23で素晴らしい結果を出してきています。

アダム・ララーナに関しては、復帰戦から、いきなり無理はさせないでしょうが、完全に試合勘を取り戻したとき、リバプールのポジション争いは、すごいことになりそうです。

ユルゲン・クロップ監督の腕の見せどころですね。
いずれにしても、充実の攻撃陣、中盤が実現しそうです。

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