ウェスト・ブロム戦で痛いドローを演じてしまったリバプールですが、一番大切且つ重要なことは、こういった状況のとき、いかにモチベーションを維持するか・・・だと思います。
難しいと思っても、あきらめない!と、言葉に出来る存在というのが必要なときってありますよね。
昨日、負傷から復帰し、久しぶりにピッチに立ったアダム・ララーナが、まさにその言葉「シーズンが終わるまでトップ4をあきらめない!」という気持ちを語っています。
(AL)
どれだけの決定的チャンスをつくれたかは、覚えていないよ。
でも僕達は、相手に対して強いプレッシャーをかけ続けた。
11人全員に下がられると、難しい状況になるものなんだ。
ファーストハーフの後、もっとテンポを上げる必要があるって、僕達は話したよ。
もっと攻撃的にいこう!とね。
セカンドハーフには、それが出来ていたと、僕は思うよ。
トニー・ピューリスのチームは、よく組織化されていたね。
僕達は、ゴールをあげるためのファイナル・サードの部分で、十分な崩しが出来なかったんだ。
僕達は、リバプール・フットボールクラブを代表しているんだ。
だから、すべての試合で勝ちに行きたい!という気持ちでやっているよ。
今度は、ハルへ行くことになるけど、3ポイントを取りにいくし、勝利することで、できるだけ他のチームにプレッシャーをかけられたらいいね。
僕はまだ、残っている試合で獲得可能なポイントを全部取ろうと思っているよ。
まだ可能性はある。
僕達は、残りすべての試合に、自分達のすべてをぶつけていくことだろう。
ハル戦は、難しい試合になるだろうけど、僕達は、自分達の試合をするために行くよ!
そして、3ポイントを取りたい。
出来るだけ早く、勝利への道へ戻りたいね!
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「自分達の試合をして3ポイントを狙う!」・・・ララーナが言っていることこそ、プレイヤー達が共通認識として胸に刻んでおくべきことかと思います。
もう無理だ・・・と思ったとき、何の世界でも終わりが来ます。
たとえ僅かな可能性でも、それが存在する限り全力を尽くす。
こういったことを言葉にし、皆に伝える。
そういう役回りが出来るプレイヤーがいることは、チームの宝だと思います。
また、ララーナの他にも、同じような気持ちを抱いているプレイヤーも必ずやいることでしょう。
チームが思うような結果を出せなかったときこそ、強い気持ちをなくさず、立ち向かう。
フットボールの世界で成功を収めようとするならば、そういった戦うハートを簡単にはくじかれないことこそ大切なこと。
私には、そう思えます。
また、アダム・ララーナには、個のプレイヤーとしても、非常に期待しています。
ぜひ、残り試合、がんばってほしい!