かつて、リバプールに在籍をしたアルベルト・アクィラーニですが、現役引退を発表しました。
これは、自身のInstagramで報告されたもので、エコーも記事として取り上げています。
アルベルト・アクィラーニがリバプールに在籍をしたのは、2009年~2012年の期間となりますが、それは決して平坦なものではありませんでした。
アルベルト・アクィラーニは、イタリアはローマ生まれ。
ローマの下部組織で育ち、晴れてローマの主力プレイヤーとなっています。
しかし、怪我に悩まされることも少なくはなく、リバプールへやって来た際にも、怪我を抱えての移籍となっています。
かなり例外的な移籍だろうと、私は思います。
リバプールへやって来たアルベルト・アクィラーニは、リハビリを続ける必要があり、デビューまでには時間がかかりましたが、当時のラファ・ベニテス監督は期待もしていたのでしょう。
しかし、ロイ・ホジソン体制に変わると、事実上アルベルト・アクィラーニは戦力外的な扱いを受け、ユベントス、ミランへのローン生活に入ります。
その後、2012年の夏、フィオレンティーナへの完全移籍が決まりました。
アルベルト・アクィラーニの才能は優れていたと思うし、怪我の不安がない中で、最高のコンディションでの彼を見てみたかったという思いが、私の中には残っています。
思えば、アルベルト・アクィラーニにとってのフットボール人生は、山あり谷ありだったかもしれません。
しかし、ローマ時代に見せた輝きは、多くの人々が記憶しているだろうし、心からお疲れ様でしたと言いたいと思います。
アルベルト・アクィラーニは、1984年7月7日生まれの34歳。
これからの人生が素晴らしいものでありますように。
幸運を祈ります。