新シーズンが開幕し、しばらくは左サイドバックのポジションを若手のジョー・ゴメスに奪われた形になっていたアルベルト・モレノですが、監督がユルゲン・クロップに代わり、「彼がぼくをとっても信用してくれていることが、よく分かる」と語り、よりモチベーションを高めているようです。
この気持ちの背景には、「ロジャーズからは信頼してもらえなかった」という気持ちがあるようです。
また、「踊ってみせてよ」という記者からのリクエストには、キャピタルワンカップのタイトルを取ったら、ピッチ上でダンスをすると約束してしまいました(笑)
(AM)
ぼくは、南米のダンス・ミュージックが大好きなんだ。
踊ってみろって!?
とんでもないよ!
でも、タイトルを取ったら、そのときには、ピッチ上でダンスするよ。
彼(クロップ)が、ぼくを信じてくれていることを、ひしひしと感じるんだ。
そのことが、ピッチ上での良いパフォーマンスにつながっていると思うよ。
でも、多分、(ロジャーズは)それほど信頼してくれていなかった。
少なくともシーズン当初は、そうだったよ。
彼(ロジャーズ)は、ぼくに言ったよ。
ハードワークはしているが、5,6試合は使えないよと。
きつかったね。
怒りを抱いたことも認めるよ。
彼は、君にもチャンスは来ると言った。
でも、ぼくはプレイ出来なかったし、心の中では激怒していたんだ。
ぼくは、いいプレイが出来ると感じていたし、トレーニングも一生懸命にやったよ。
彼も、ぼくがトレーニングでよくやっていると言っていた。
なのに、どうして起用してもらえないのかが、まったく理解できなかったよ。
アルベルト・モレノが、心の内を明かしたということでしょうか。
辛い時期を過ごしてきたし、怒りも覚えていた。
しかし、ユルゲン・クロップは、自分のことを信じてくれている。
だから、がんばれる!と。
人間というものは、自分を認めてくれる者のためには、ものすごい力を発揮するものだと思います。
シーズン序盤のことは、今後におけるアルベルト・モレノにとって、ある意味、とてもいい勉強になったと捉えれば、その分、大きな成長が出来ることでしょう。
少なくとも、アルベルト・モレノは、全力で戦っていく準備が万端だ!と、言ってよさそうです。