3-2のスコアでリバプールが勝利したウェストハム戦。
リバプールは、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールで先制をするものの、その後2失点を喫し、ビハインドという状況でした。
勝ち点3を必要とするリバプールは、セカンドハーフにおいて、最低2ゴールが必要となった。
それをリバプールはやってのけたわけですが、私は途中からピッチに入ったアレックス・オックスレイド=チェンバレンのパフォーマンスが、チームにリズムを与えたと見ています。
オックスレイド=チェンバレンが、ウェストハムとの試合に投入されたのは57分のこと。
ナビ・ケイタに代わってのものでした。
その時点でのスコアは、1-2でリバプールがビハインドを背負っていました。
しかし、オックスレイド=チェンバレンの投入により、リバプールは俄に活気づきましたね。
ミドルも積極的に狙っていたし、ドリブルのコースが秀逸で、ボディ・バランスがよく、逞しく見えたものです。
オックスレイド=チェンバレンが入ったリバプールは、明らかにチームのリズムが変化したし、その後逆転勝利をおさめるに至るわけですが、私は陰の功労者だと思っています。
今後、プレミアリーグは優勝へ向けて着実に勝利をして行く必要があるし、チャンピオンズリーグでも厳しい戦いが待っています。
そんなとき、オックスレイド=チェンバレンのコンディションが向上していることは、リバプールにとって頼もしいことですね。
こういった活躍、貢献度の高さは、ユルゲン・クロップ監督がしっかりと見ているはず。
また、出場機会が巡って来ることでしょう。
オックスレイド=チェンバレンの場合には、テクニックの高さは勿論のこと、パンチ力がありますから、コンディションさえ整えば、相手にとって非常に怖い存在になり得ます。
ぜひ、シーズン終盤へ向けて、大暴れしてほしいところです。
キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンは、数試合の離脱になりますが、ナビ・ケイタもいるし、リバプールは何とか今回も乗り切れる。
私は、そう信じています。
負傷者が出ても、代わって出て来るプレイヤー達が例外なく活躍をしていることが、今シーズンのリバプールを象徴している出来事のようにも思えるのです。