今のリバプールにとって、何より必要だったのは、勝利すること、勝ちきることだったと思ってきました。
チャンピオンズリーグ・グループステージでの大勝が意味するものは、実に大きいと私は考えています。
何より、プレイヤー達に自信が戻っただろうし、勝つ快感を取り戻したのではないでしょうか。
いろいろポジティブな要素があった試合ですが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが、リバプール加入後の初ゴールを決めたこともポジティブなニュースですね。
嬉しかったことでしょう。
攻撃的プレイヤーは、やはり何と言ってもゴールが欲しいだろうし、これで落ち着いて今後のプレイに集中できるように思います。
また、さらに嬉しいのは、オックスレイド=チェンバレンへ優しいパスを提供したのが、ダニエル・スタリッジだったという点ですね。
2人共、セカンドハーフからの途中交代であり、ファーストハーフで大量得点を決めていましたから、自分達が入ったことで、流れを失いたくない!という気持ちも強かったことと思います。
そういった意味で、ファーストハーフに4ゴール、セカンドハーフに3ゴールというのは、理想的だったと。
本来ならば、もっと早い段階で、試合を終わらせに入ってもよかったかもしれません。
しかし、あくまでゴールを狙いに行く!というのが、リバプールのスタイル。
しかも、終始自分達のペースで試合を動かしていましたから、疲労もさほど残らなかったのではないでしょうか。
新戦力がゴールを決める。
本人はもちろん、監督が非常に歓んでいることでしょう。
オックスレイド=チェンバレンが、今後リバプールの主力として名乗りをあげてくれば、よりチーム層は厚くなりますね。
さらに、アダム・ララーナの復帰も近い。
年末へと向けて、リバプールがスパートする時が巡って来たようです。