今シーズンのリバプールを特徴づけるものとして、クリーンシート達成の多さがあげられますね。
プレミアリーグ第22節を終えた時点で、既に13回のクリーンシートを達成しています。
ディフェンスは、チーム全体でするものですが、やはりアリソンの存在を忘れるわけにはいきません。
このアリソンについて、ジェイムズ・ミルナーがLiverpool FC magazineへ言葉を寄せていますので、この場では私なりに、ジェイムズ・ミルナーが語っていることの骨子をまとめてみたいと思います。
(James Milner)
一人のプレイヤーをピックアップすることは難しいね。
チームの誰もがよくやっているからだよ。
スタートでの11人に限らずだ。
ぼく達は、試合の中でも沢山の変化を加えているしね。
多くのプレイヤーが入っては、とても上手くやっているよ。
もし、あえて一人を選ぶならば、ぼくはアリソンだと思うよ。
新しいリーグでやることは、決して簡単なことではないんだ。
新しいライフスタイル、天気のことなどもあるしね。
しかし、彼は信じられないほどだよ。
彼がピッチで見せる足やセイブが、どれほど上手いことか。
どんなプレイヤーだって、ミスをするものさ。
それでも、ゴールキーパーは違うと感じるかもしれないね。
なぜなら、ゴールキーパーがミスをすれば失点に直結するからだ。
だけど、仮に彼がミスをしたとしても、失敗には結びつけない。
彼は、自信を持ち続け、何事もなかったかのように、プレイを続けるんだ。
それはね、とても重要なことだよ。
彼は、今シーズンのぼく達にとって、ずっと信じられないほどの存在なんだ。
ぼくは信じているよ。
彼は、ぼく達にとって、前へ進むために、とっても、とっても重要なプレイヤーだとね。
また、ジェイムズ・ミルナーが言うと説得力がありますね。
この話を聞いて、私はロリス・カリウスのことを思い出していました。
ロリス・カリウスは、優れたゴールキーパーだと思うし、彼がいたから昨シーズンはチャンピオンズリーグの決勝へ行けた。
ただ、決勝では悲劇が待っていました。
あの場で、ミスをした時、平静でいろ!冷静になれ!と言っても、その言葉は虚しい。
しかし、ジェイムズ・ミルナーが語るアリソン像は、違うタイプのようです。
まさに、頼れる守護神と言うべきか。
ミスをしても、自信を失わず、普通どおりにプレイが出来る。
それでこそ、チームメイトの信頼を得る大切な要因ではないでしょうか。
アリソン。
これからも、もっともっとリバプールファンから愛されていきそうです。