この1月にチェルシーを去ることが濃厚だと見られていたアルバロ・モラタですが、アトレティコ・マドリードへのローン移籍が正式に決まりました。
ローンは、1年半になるとのこと。
チェルシーからも公式発表がなされています。
アルバロ・モラタが、果たしてチェルシーのスタイルにフィットしていたか?は、いささか疑問の余地もありますが、この1月にイグアインを連れて来たことで、チェルシーを出るだろうと見る筋が多かったのも事実です。
チェルシーといえば、オリビエ・ジルーも移籍志願とも思える発言をフランスメディアに漏らしており、シーズン途中で戦術変更をしてくる可能性が高まったと言えそうです。
イグアインの獲得、モラタの放出。
いずれもローンではありますが、こうなった背景には、サッリ監督の意向が強く働いていると見てよいと思います。
この判断が、チェルシーを戦力アップに導くのか、逆にチーム力を下げてしまうのか・・・。
それは、今後の試合ぶりを見てみたいと思います。
シーズン前半は、リバプール、マンチェスター・シティに続くチームとして首位争いをしてきたチェルシーですが、シーズン後半となるに、各プレイヤーには疲労の色合いが濃くなっている感があります。
果たしてサッリ監督は、どんなチームをつくろうとしているのか。
チェルシーのカラーをイタリア色にしていきたいのか?
モラタは、ローンといっても1年半という長期ですので、事実上チェルシーに戻る可能性は、かなり低くなったと思います。
この1月での決断が、チェルシーにとって吉と出るか凶と出るか。
今後が注目されます。