Arne Slot
今シーズンからリバプールを率いているアルネ・スロット監督ですが、プレミアリーグという大きなタイトルをクラブにもたらしましたね。
3つの主要タイトルを逃した点を語る人もいますが、初めてのプレミアリーグで指揮を執っての栄冠ですから素晴らしい戦績だったと思います。
ところで、そのスロット監督ですが、クラブ史上最高となる記録を樹立する可能性が限りなく高まっています。
それは、フルシーズンを率いたという意味において、クラブ史上最高となる勝率をマークしそうなのです。
LFCによれば、残り3試合のうち1勝をマークすれば、スロット監督が最高勝率になると。
現在の勝率は71.7％で、あと1勝をした場合、実に1894年以降のリーグ戦で最高となる勝率を樹立。
アンフィールドで2試合残っていますので、達成できる可能性は非常に高いと思います。
スロット監督の場合、プレミアリーグ初挑戦であっただけではなく、リバプールのようなメガクラブを率いるのも初めてだったわけで、それらを含めて驚くべき成功だと私は思います。
勝率が高いということで、私なりの考えを述べさせていただくと、かつてのイングランドトップリーグは勝利すれば2ポイント、ドローだと1ポイントという時代がありました。
現在は、勝ちが3ポイント、ドローが1ポイントであり、自ずと戦い方も変わって来るのは必然です。
勝ち点が3ポイントになると、ドローは敗戦という意味に近くなり、一方勝利で2ポイントだった時代は、アウェイでのドローは勝利に近いものがありました。
それを考えると、現代のリーグ戦では、ドローではなく常に勝つことが求められています。
そういった背景もスロット監督の最高勝率には表れていそうです。
あと1試合です。
それが、明日のアーセナル戦であることを祈ります。