リバプールが、レアル・マドリードのMF、アシエル・イジャラメンディを欲しがっているという記事が出てから、随分と時間が経ちますね。
あまりに早く名前が出たプレイヤーの移籍は、成立しないケースも多いわけですが、Marcaなどが報じるところによれば、リバプールとしては、今もイジャラメンディ獲得を欲しているとか。
ただ、その決定が伸び伸びになっている背景には、リバプールとレアル・マドリード、それぞれの事情があるようです。
これまでに、各メディアが報じてきたことを簡単にまとめると、次の3点でしょうか。
①リバプールとしては、イジャラメンディがどうしてもほしい。
②イジャラメンディ本人は、レアル・マドリード残留を希望している。
③レアル・マドリードとしては、イジャラメンディを戦力と考えていない。
いくらレアルに残りたいと希望しても、「もう君には出番はないよ」と言われれば、プロ・フットボーラーとしては、新天地を求めざるを得ないのが現実でありましょう。
ラファエル・ベニテスも、イジャラメンディを売却したいと考えているとは、よく報じられることですが、話が進展しない背景には、どうも移籍金、その金額の問題があるようです。
リバプールとしては、実際にイジャラメンディ獲得へ向けてのオファーをしたと考えるほうが、正確なのかな?と思いますが、その提示している金額が、レアル・マドリードを満足させるほどの額ではないとのこと。
イジャラメンディを取りたいリバプール。
出したいレアル。
これは、一種の駆け引きにも似た状況になっているとも想像できます。
もしかしたら、8月下旬まで、この話は長引くかもしれませんね。
ちなみに、イジャラメンディに関しては、リバプールの他には、レアル・ソシエダも関心を示していると言われています。
しかしながら、レアル・ソシエダが、提示できる金額は、リバプールよりも更に少ないとも・・・。
移籍に関して、レアル・マドリードは、マンチェスター・ユナイテッドとも長期戦とも言える駆け引きをしており、移籍マーケットが閉じるギリギリまで、交渉をしていく腹づもりなのかもしれません。