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アトレティコ・マドリード対リバプール戦(アウディ・カップ)の結果と感想


先ほど、アトレティコ・マドリード対リバプール戦(アウディ・カップ)が終了しました。
試合結果は1-1のドロー。
アウディ・カップ決勝という位置づけであったため、順位を決める必要があり、PK戦が行われ、そちらはリバプールが一人外し、アトレティコ・マドリードの優勝ということになっています。

2日連続の試合とあって、両チームともに立ち上がりからガンガン行くような試合展開にはなりませんでした。
全体的に、ポゼッションをしていたのはリバプールですが、アトレティコ・マドリードの守備がかたかった部分もあったかと思います。

先制をしたのはアトレティコ・マドリードで、33分のことでした。
失点はしましたが、ダニー・ウォードは一発目のシュートに反応して防いでおり、90分間を通じて、安定していたと思います。

リバプールが同点に追いついたのは83分のこと。
ロベルト・フィルミーノが冷静にPKを決めたものでした。
(PKを獲得したのは、ディヴォック・オリギ)

ロベルト・フィルミーノは、実にPKが上手い!と、感じました。
視線を左へ持っていきながら、落ち着いて右隅へと決めています。

PK戦の際にも、ロベルト・フィルミーノはプレッシャーのかかる最初のキッカーを努めており、こちらもしっかりと決めています。

バイエルン・ミュンヘンとの試合翌日ということで、怪我人が出なかったことは幸いだし、90分間のうちに追いついたこともよしとしたいと思います。

私なりに、あえて良いな!と、思った点をあげますと、まずライアン・ケントのコンディションが非常に優れていると感じました。
動きがシャープだし、小気味がいいですね。
非常に好調を維持していると思います。

また、ドミニク・ソランケも、今日はゴールこそありませんでしたが、いろいろなことが出来るという可能性を垣間見た感がいたします。
出場機会が増えてくれば、面白いプレイヤーになるようにも思います。

ご参考までに、PK戦でのキッカーも記しておきたいと思います。
アトレティコ・マドリードは、5人すべてが成功させています。

リバプールは、2番手で蹴ったヘンドが失敗。
残り4人は、危なげなく決めています。

以下、蹴った順序です。

1 ロベルト・フィルミーノ
2 ジョーダン・ヘンダーソン
3 ディヴォック・オリギ
4 ライアン・ケント
5 マルコ・グルイッチ

ヘンドのキックは、相手キーパーに足でストップされましたが、他の4人は、非常に落ち着いて決めていたと思います。

シーズンが開幕したとき、たとえばジェイムズ・ミルナーがいないときには、誰に蹴らせたらよいか?
そんな参考になれば、よかったかな・・・という印象です。

連日の試合で、プレイヤーもさすがに疲労が蓄積していると思います。
今が一番、フィジカルに負荷がかかっている時期かもしれませんが、開幕までの間に、上手にコンディション管理をしていきたいですね。

  • B!