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アトレティコ・マドリード対リバプール戦(CLグループB)の結果と感想


先ほど、チャンピオンズリーグ・グループB、アトレティコ・マドリード対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-3のスコアでアウェイのリバプールが勝利を飾っています。
これでリバプールは、グループBの一巡目で3戦3勝という戦績をおさめたことになります。

序盤から2連続ゴールを奪ったリバプールですが、ファーストハーフは予想外とも言える点の取り合いとなりました。
得点経過については、次のとおりです。

■8分:モハメド・サラー
■13分:ナビ・ケイタ
▲20分:失点
▲34分:失点
■78分:モハメド・サラー

リバプールの先制点となったモハメド・サラーのゴールですが、右から中へとカットインをして行き、ほぼ中央の位置から左足で見事に決めています。
さらにリバプールは5分後にナビ・ケイタが追加点を決めています。
ナビ・ケイタのシュートは、クリアボールをボックスわずか外から右足のダイレクトボレーで決めたもの。
以前にも、クリアボールを直接ボレーで蹴り込んだことがありましたが、ナビ・ケイタが常に狙っているからこそだと思います。

同点に追いつかれた後、リバプールは76分のこと、相手ボックス内でディオゴ・ジョタが背後から押されて転倒し、PKをゲットしました。
これをモハメド・サラーが決めて勝ち越し。
相手ゴールキーパーの動きをよく見て、ゴール左隅に決めた落ち着いたキックだったと思います。

アトレティコ・マドリードと比べて、リバプールは非常に過密日程の中での試合でした。
しかもアウェイゲーム。
それを考えれば、この勝利は実に大きいものになることでしょう。
リバプールが勝利したことにより、勝ち点を9に伸ばしており、今後へ向けてかなり先行きが見えて来たように思います。

チームで戦ってつかんだ勝利ですが、あえて誰か1人を選ぶとすれば、私はアリソンを特に讃えたい気持ちです。
再三にわたる好セーブは、確実にチームを救っていました。

死の組と呼ばれるグループBですが、やはり最大の難関はアトレティコ・マドリードだろうと思います。
その彼等のホームに乗り込んでの勝利ですから、2失点はあったもののポジティブな結果ですね。
セカンドハーフには、アトレティコ・マドリードは数的不利となり、リバプールが1点を勝ち越した後は、上手く時間を使いながらいなすプレイも忘れなかったことは、さすがだと思います。
改善すべきところもあるでしょうが、アトレティコ・マドリードのホームで勝利を飾ったのですから、ポジティブな気持ちで、次の試合に臨みたいですね。

なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。

■46分:ナビ・ケイタ→ファビーニョ
■62分:サディオ・マネ→ディオゴ・ジョタ
■62分:ジェイムズ・ミルナー→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■84分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ジョー・ゴメス
■90+2分:モハメド・サラー→ネコ・ウィリアムズ

  • B!