負傷者が相次ぐシーズンとなっているリバプールですが、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの稼働率は凄いものがありますね。
出場する試合では、そのほとんどがスタメンであり、ユルゲン・クロップ監督にとって欠かせないピースであることが分かります。
そのジニについては、今年の6月で契約期間が満了となることは、よく知られていること。
ジニの去就といえば、どうしてもバルセロナの名前が取り上げられますが、これは、クーマン監督が就任して以来の話です。
ただ、私が知る限り、ジニ自身が、バルセロナへ行きたいと言ったことはないかと思います。
さて、既に国内でも取り上げているメディアもありますが、ここへ来てバルセロナが、ジニ獲得熱を冷やしているとのこと。
スペイン筋からの情報として、エコーも取り上げています。
その理由としては、大きく分けると2点が取り沙汰されているところです。
ひとつには、バルセロナの新会長にジョアン・ラポルタ氏が就任し、補強の方針が大きく変わったとされている点。
新会長の方針として、ジニ優先というスタンスは変わったと報じられています。
もうひとつには、若手のイライクス・モリバが成長をしており、将来を託すプランが立ったことから、ジニを獲得する必要性が低くなったとされています。
バルセロナとしては、若手スターの将来に期待をしており、ジニを獲得する必要性はないという方針に変化したというのが、報道の骨子です。
リバプールファンとすれば、バルセロナがどうか・・・というよりも、ジニの気持ちとしてリバプールに残ってほしいという思いが強いだろうと推察します。
ただ、条件面の交渉事でもありますので、契約の当事者しか知り得ないこともあるでしょう。
ジニ自身は、リバプールに残ることを希望しているという説もあり、まだまだこの先どうなるかは、分かりませんね。
ここまで、本当によくリバプールに貢献をしてくれたジニ。
30歳代となり、本人の希望を尊重してほしいという気持ちも私にはあると同時に、あと数年はリバプールで活躍してほしい。
それが率直なところです。
ジニの今後がどうなるか。
それが正式に決まるまでには、もう少し時間が必要なのかもしれません。