以前にも、メディアが記事にしていたことではありますが、ここへきてMundo Deportivoは、バルセロナが1月の移籍市場における補強候補として、アルベルト・モレノを狙っていると報じています。
バルセロナと申しますと、かねてから左サイドバックが懸案だとされており、冬の間には誰がしかの補強に動くと、スペイン筋では見られている模様。
その候補の一人が、アルベルト・モレノだという趣旨の記事ですが・・・。
ここで、現状を把握しておきたいのは、リバプールとアルベルト・モレノとの契約は、来年の夏で満了になるということですね。
現時点で、契約延長の噂は聞こえてきません。
もし、このままの状態で引っ張れば、来年の夏にはフリートランスファーに。
バルセロナとしては、リバプールのそういった事情も斟酌してのオファーということでしょうか。
さて、そのバルセロナですが、今年の夏にはリュカ・ディニュをエバートンへ放出しており、その後釜が埋まりきっていないとされています。
そういった意味で、アルベルト・モレノが置かれた状況を鑑みるとき、比較的獲得しやすいと考えているのか?
現実問題として、リバプールの左サイドバックは、アンドリュー・ロバートソンが、そのポジションを確立したと言っていいと思います。
ただ、プレミアリーグ以外にもチャンピオンズリーグなどを戦って行く中で、もしロボに何かが起こったとき、左サイドバックの控え層は、決して厚くはありませんね。
若手の台頭に期待をするというスタンスも大切だと思いますが、今シーズンでのタイトルを狙うのであれば、左サイドバックは補強の重点ポイントかもしれません。
仮に、アルベルト・モレノを1月に放出するようなことになれば、尚更でありましょう。
リバプールの右サイドバックに関しては、トレント・アレクサンダー=アーノルドがおり、ジョー・ゴメスもこなし、ナサニエル・クラインもいます。
さらに、コンバートすれば、ファビーニョも担当をすることが出来るという陣容。
これと比較したとき、どうしても左サイドバックの手薄感は否めません。
リバプールが、左サイドバックについて、どんな展望を描いているのか?
バルセロナの動向とリンクして、レッズの動きにも注目したいところです。