今年の夏、バイエルン・ミュンヘンから去るのではないかと言われているキングスレイ・コマンですが、その移籍金に関しては、様々な見解が存在しますね。
その振り幅が大きいところが、この特徴かと思います。
ところで、コマンには、リバプールも関心を寄せているという報道があり、もし実現すれば、やはり大型補強と呼んでいいでしょう。
ですが、いろいろな報道を見る範囲においては、バイエルンの方は、コマンの放出に消極的な姿勢であることが感じられます。
コマンの件については、先日もちょっと触れたのですが、Skyの見解では、リバプールは正式なオファーを出していないとされています。
一方、今回エコーが取り上げているものによれば、バイエルンは、リバプールに対し、コマンの値を伝えたとのこと。
コマンを獲りたいなら、これだけの金額を出してくれというもので、ということは、リバプールから照会が行っているということを意味します。
エコーが報じているのは、Bildのクリスティアン・フォーク氏の見解に基づくものであり、同氏が語ったところによれば、バイエルンはリバプールに、£86mだと言ってきたとのこと。
さらに同氏は、この金額を示して来たことは、バイエルンが、この取引を期待していないと述べたそうです。
バイエルンとすれば、どうしても残ってほしいということかと思いますが、一方、本人の気持ちがどうなのか?という部分も疎かには出来ませんね。
リバプールとバイエルンといえば、昨年の夏、チアゴをリバプールが獲得しており、最近でも取引の実績があります。
ただ、本当にバイエルンが、この金額を要求して来るとなると、かなりハードルが高いな・・・とも感じます。
密かな期待ですが、ユルゲン・クロップ監督とマイケル・エドワーズのことですから、メディアが気づいていない誰か・・・。
それを持っているのではないか?
私は、そうも思ってしまいます。
移籍市場の窓は、まだまだ開いていますが、新シーズンのチームを構築、熟成するためには、決めるならば当然早い方がいい。
果たして、この夏、リバプールは、どのポジションに、誰を連れて来るのでしょうか。
この状況を見て、改めて思うのは、イブラヒマ・コナテについては、かなり早い段階で、リバプールは獲得を決断し、話を詰めていたのですね。
その事実からしても、おおいに期待したい自分がいます。