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ブラッドフォード・シティ対リバプール戦の結果と感想


先ほど、リバプールにとってプレシーズンマッチの2戦目となるブラッドフォード・シティ戦が終了しました。
試合は、1-3のスコアでリバプールが勝利しています。
リバプールが決めたゴールは、すべてファーストハーフに生まれたものでした。

まず、得点経過については、次のとおりです。

■13分:ジェイムズ・ミルナー
■16分:ジェイムズ・ミルナー(PK)
■41分:ライアン・ブリュースター
▲81分:失点(PK)

先制点となったミルナーのゴールは、ショートコーナーからスタートしたボールがミルナーへと渡り、右足のミドルを決めたものです。
ミルナーの2ゴール目はPKでしたが、これはワン・ツーでボックス内深くに侵入したライアン・ケントが倒され、PKを獲得したもので、ミルナーは落ち着いてゴール右隅に決めています。

リバプールにとっての3点目ですが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンがライアン・ケントにスルーパス、ケントが一度チェンバレンにボールを戻し、チェンバレンはミドルを狙います。
そのシュートをゴールキーパーがはじいて止めたところ、ゴール右側、ほとんど角度のない位置からブリュースターが蹴り込んでいます。
今日のブリュースターは、それほどボールに関与できる回数が多くはありませんでしたが、少ないチャンスを決めきり、ポストプレイでも良いものを見せていたし、しっかり役割を果たしたように思います。

ファーストハーフに関しては、やはりジェイムズ・ミルナーの貫禄が目立ちましたが、ライアン・ケントもアピールは出来たと感じます。
また、前回のプレシーズンマッチでもそうでしたが、ハリー・ウィルソンがピッチにいるときには、彼にキックを任せていることも分かります。

3点をリードしたリバプールは、ゴールキーパーのシモン・ミニョレを除いて、セカンドハーフのスタートから全員のメンバーを入れ替えました。
その顔ぶれについては、次のとおりです。

チャンスはつくれていましたが、ゴールを決めるには至らなかったセカンドハーフ。
相手ゴールキーパーのファインセーブがあったとはいえ、出来ればゴールを決めておきたかったですね。
セカンドハーフに関しては、左サイドからの攻撃が多くなり、もう少し右を使ってみる発想も必要だったかもしれません。

ファーストハーフについては、リバプールが圧倒したものの、相手セットプレイの際、ディフェンスラインの裏を取られるシーンが2度ほどあり、この部分は改善していきたいですね。
一方、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、縦にボールを入れようという意識の高さが垣間見られた感がいたします。
プレシーズンマッチですので、この時期に良くない部分が出れば、それを改善していけばいい。
良い部分は伸ばしていきたいですね。
特に、若手達の気持ちが伝わってくるシーンもあり、随所に見どころはありました。
次の試合では、より良い形で試合を締めくくりたいところです。

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