日本時間早朝に開催されたロシアワールドカップ準々決勝、ブラジル対ベルギー戦は、ファーストハーフのうちに、ベルギーが2点を先制する展開となり、結果1-2のスコアで、ベルギーが準決勝進出を決めています。
リバプールからブラジル代表に参加しているロベルト・フィルミーノは、セカンドハーフのスタートから投入され、奮闘しましたが、ベルギーを相手に2点のビハインドという状況での起用は、実際厳しかったと思います。
私としては、ちょっとほのめかした部分はあるのですが、今大会に関してはベルギー優位と見ておりました。
ここまでの両チームの戦いぶり、その内容を見ていて、そう感じたところです。
ベルギーからすれば、ファーストハーフから、プランどおりの試合が出来た!という感触を持ったと思います。
鋭いカウンターも駆使し、何より輝かせたかったデ・ブライネの得意のプレイを引き出すことが出来た。
デ・ブライネで警戒したいのは、高スピードでピッチを駆け上がられ、トップスピードのままキックされることですね。
ブラジルは、まんまとそれを許してしまった・・・。
また、0-2のビハインドをファーストハーフのうちに背負ったブラジルは、たまらずハーフタイム明けに、ロベルト・フィルミーノを投入してきます。
結果的に、ブラジルはセカンドハーフで1点を返しますが、反撃もそこまで。
カウンターが鋭い相手に対し、先制点、しかも2点を先に許してしまったことが、明暗を分けたと思います。
ボビーの起用法については、多々議論はあるでしょうが、私としては、スタメンで起用するプランがあってもよかったと思っています。
負けたから申し上げているのではなく、ストライカーの仕事ぶりとして、ボビーを使った方が攻撃の幅がひろがるとは、以前から考えておりました。
これで、ボビーのロシアワールドカップは終わりました。
おつかれ!と、言いたいですね。
リバプールとしては、ブラジルが決勝へ進んだ場合のスケジュールも練っていたことでしょうが、これでボビーは、プレミアリーグの開幕戦に間に合うことでしょう。
取り残したものは、リバプールのユニフォームを着てつかもう!
そう言いたいですね。
また、ベルギーのチームに参加しているシモン・ミニョレには、心から幸運を祈りたいと思います。