リバプールがPSV所属のFWメンフィス・デパイ(オランダ代表)獲得を狙っている・・・という記事は、過日もお伝えしたところです。
「メンフィス・デパイ獲得レースでレッズがユナイテッドをリード メディアより」
海外メディアの報道によれば、リバプールは既にデパイ側と接触したとのこと。
デパイ獲得については、ブレンダン・ロジャーズの希望が強いとのことですが、クラブとしても了承していると、メディアは報じています。
今シーズンのPSVは、国内リーグでは圧倒的な強さを見せており、当然のことながらデパイの活躍も目立っていることでしょう。
今回、ブレンダン・ロジャーズの希望を尊重する背景には、クラブとしてロジャーズを守るという意思も含んでいるとメディアは伝え、徐々に増加するユルゲン・クロップ待望論があるにしても、オーナーはブレンダン・ロジャーズを支持する!という立場を明確にしたもの・・・とも捉えているようです。
オーナー、ジョン・ヘンリーは長期的スパンでチームの強化を目指しており、この夏でその流れを変える考えはない・・・ということでもあるようです。
メンフィス・デパイへのオファーについては、単に戦力補強というレベルに留まらず、監督続投の可否を占う試金石という考えも含まれている・・・と、メディアは読んでいるということでしょうか。
ただ、事実として、ブレンダン・ロジャーズの去就に関する記事が増えてきており、以前この場で書きましたが、プレミアリーグの残り6試合の結果あるいは内容いかんによっては、クラブの意思とは別のところで、いろいろな動きが出る要素をはらんでいると言ってもよさそうです。