昨シーズンのリバプールを象徴する出来事といえば、センターバックに負傷者が相次いだことでした。
あれは、まさに危機的状況だった。
しかし、それでもレッズはプレミアリーグで3位フィニッシュ。
その立役者の1人が、ナット・フィリップスですね。
昨シーズンのナット・フィリップスは、ユルゲン・クロップ監督のもとで20試合出場を果たしています。
シーズン前、誰がそれを予想していたでしょうか。
ただ、監督の期待にナットが見事に応えたことは事実。
素晴らしいファイターぶりでした。
功労者であることは疑いようのない事実ですが、一方で新シーズンは、どれだけナットに出番があるか?は、未知数です。
ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプが怪我から戻り、新戦力としてイブラヒマ・コナテも加入した。
ナットが、5番手のセンターバックという位置を受け入れることが出来るかが問題ですね。
ところで、ナットの今後についてtalkSPORTが見解を示しています。
結論から言えば、同誌によれば、ブライトンがナット・フィリップス獲りに動くと。
移籍金は£15mが用意されると報じています。
ブライトンのセンターバックといえば、ベン・ホワイトが主軸ですが、£50mの移籍金でアーセナルへ行くことが有力視されています。
この抜けた穴を埋めるため、ブライトンはセンターバックを探していると。
その有力候補がナットだというのですが、果たしてそれがリバプールにとって良いことなのか?
これは、ファンの間でも意見が分かれそうです。
というのも、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプともに、決して怪我が少ないプレイヤーではないからです。
センターバック王国として、猛者を揃えるか。
それとも、ナットがより幸せになる道を与えるのか。
おそらく、ブライトンへ行けば、ファーストチームで重用されると思います。
ただ、こうも思うのです。
5番手という位置づけを自分の力で変えて見るのはどうか?と。
ナットの件は、今後の動きを注視する必要がありそうです。
冷静に考えて、£15mという額は、ナットへの高い評価の表れだと思います。
ただ・・・・、アーセナルから£50mが入って来るならば、もう少し何とかなりませんかね。
さて、ナットが歩む未来は、どこにあるのでしょうか。