チャンピオンズリーグ・グループステージからの勝ち上がりを決めたリバプール。
グループDは、それほど簡単ではなかったと思うのですが、1試合を残して、しっかりと1位通過を決めましたね。
試合前にはアリソンの負傷が判明し、多くのリバプールファンが心配をしたことでしょう。
ファン・ダイク、ジョー・ゴメスがおらず、トレント・アレクサンダー=アーノルドまでもが離脱。
アンディ・ロバートソンは、ハードワークが続く日々と、不安があったことは確かです。
それでもリバプールは、若手達もがんばり、クリーンシートでの勝利を手にした。
チームでつかんだ勝ち点3ですが、アリソンの代役としてゴールマウスを守ったカオイムヒン・ケレハーのファイン・セーブがリバプールを救ったことも事実。
至近距離からの強烈なシュートにもしっかりと反応をしており、また落ち着いていた様子が印象的でした。
アリソンが不在ならばアドリアン。
普通ならそう考えるところですが、ユルゲン・クロップ監督がチョイスしたのはカオイムヒン・ケレハーだった。
ラッキーボーイが出て来るチームは、特にカップ戦で強いものですが、カオイムヒン・ケレハーの場合には、単にラッキーだっただけではないと思います。
日々のトレーニングでしっかりとしたプレイを見せているからユルゲン・クロップ監督に認められた。
そういうことだと思います。
さて、アヤックス戦での活躍ですが、私は『結果と感想』を試合終了後に書かせていただいた際、マン・オブ・ザ・マッチは、おそらくカーティス・ジョーンズかもしれないが、個人的にはカオイムヒン・ケレハーだといたしました。
LFCが行っているファンによる投票結果ですが、次のとおりとなっています。
Another big Anfield performance in Europe 🙌
Who gets your MOTM vote for #LIVAJA? 🤔
— Liverpool FC (@LFC) December 1, 2020
リバプールファンが選んだのはカオイムヒン・ケレハー。
それも実に60パーセントに届こうという高い評価です。
このあたりがリバプールファンらしいですね。
チャンピオンズリーグ出場は勿論初めてであり、それでクリーンシートですから、カオイムヒン・ケレハーは自信を深めたことでしょう。
こうして若手が育って行く。
実戦で結果を出して得た自信はかけがえのないものだと思います。
次なる公式戦となるウルブス戦では、ごく少数ですが、リバプールファンがアンフィールドへ帰って来ます。
そのときゴールマウスを守るのは、カオイムヒン・ケレハーになるのか。
注目、期待したいと思います。