ジョー・ゴメスが、リバプールへ来るのではないか?という報道が出て来た頃、私は、こんなことを書きました。
「右サイドバックとセンターバックをこなせるという意味では、ウィズダムと被るのではないか?」と・・・。
ジェイミー・キャラガーも、同様のことを考えているようで、ウィスダムにとっては、難しい状況になるかもしれないと、語っています。
また、キャラガーは、ディフェンダーに関するリバプールの補強は、決して上手くいっていないと考えているようです。
その趣旨は、若いディフェンダーを獲得しても、そのほとんどがローンで出されてしまい、リバプールで活躍する機会があまりに少ない・・・。
そういった事例が多すぎるということを言いたいようです。
その上でキャラガーは、ジョー・ゴメスには、リバプールで成功をつかんでほしい!と、期待感を示しています。
私もかねがね感じているのですが、ここ数年のリバプールは、若手を取ってはローンへ出し、そのまま戻る場所がないというケースが多発しているのではないでしょうか。
その顕著な例がセンターバックであり、他のポジションにおいても、ルイス・アルベルト、アスパス、スソなどなど・・・リバプールでのチャンスが得られないまま、宙ぶらりんになってしまったタレント達が多く存在します。
これは、起用法に問題があるのか?
補強の方針に改善点があるのか?
プレミアのクラブでは、チェルシーが大量にローンへ出し、その中からめぼしいプレイヤーをチームに戻す・・・という方法を取っているようですが、リバプールの場合は、ファンとプレイヤーの絆が強いですからね。
キャラガーは、昨今リバプールが獲得したセンターバック達に対して、「犠牲」という表現も使っていました。
コアテス、ウィズダムの立場は、難しいものになりそうだし、中盤でいえば、ルイス・アルベルトはローンから戻るものの、ブレンダン・ロジャーズは必要としていない・・・という報道までなされています。
願わくば、若い才能達を大切に育ててほしい。
ジョー・ゴメスが、どのような育成方針のもとで成長していくのか?
そのために、リバプールが、どんな機会、チャンスを提供するのか?
しっかりと、注目していきたいと思っています。