ジェイミー・キャラガーが、ユルゲン・クロップの初陣となった対トッテナム戦について、称賛していることは、以前書いたところです。
2、3日の間に、よくここまでチームに監督の哲学を浸透させた!という趣旨でよいと思います。
さて、そのキャラガーですが、スタリッジ、ベンテケを負傷で欠く中、先発としてストライカーを務めたディボク・オリギについても、コメントしています。
ストライカーといえば、ゴールを決めてナンボという評価のされ方もありますが、オリギは残念ながら、フィニッシュを決めることは出来なかった。
それでも、キャラガーは、オリギはよく走り、よくプレスに行っていた!と、一定の評価をしているようです。
反面、キャラガーとしては、オリギがやったような動き、チームへの貢献性を、スタリッジやベンテケも示していく必要がある!という信念を持っている模様。
キャラガーは、試合中に走る距離なども分析した上で、スタリッジもベンテケも、クロップが求めるフットボールで認められるためには、監督が求めるプレイスタイルに適応する必要がある!と、語っています。
今現在の「ストライカーの格」あるいは実績という面では、オリギよりも、明らかにスタリッジ、ベンテケのほうが、一日の長があります。
しかし、キャラガーの目には、スタリッジ、ベンテケといえど、クロップのフットボールを理解せず、プレイスタイルを改善しなければ、安穏とはしていられないぞ!と、映っているようです。
そのへんは、おそらく、トレーニングの中で、スタリッジ、ベンテケ共に、体で感じてゆくことでしょう。
逆に、オリギ目線でいえば、スタリッジ、ベンテケとポジション争いをするために、自分の長所をより活かす!という道も見えてくるはず。
レベルの高いストライカーのポジション争いが起こり、チームに活気が溢れてくれることが理想ですね。