緊張感が高まるウクライナの情勢。
そこで暮らす人々、近隣の人々は、どれほど不安なことか。
ロシア軍がウクライナに侵攻したことを受けて、UEFAが緊急会議を招集、チャンピオンズリーグ決勝の舞台が変更となりました。
UEFAが公式にアナウンスをしており、多くのメディアも報じています。
当初、今シーズンのチャンピオンズリーグ決勝は、ロシアのサンクトペテルブルク、ガスプロム・アリーナで開催される予定でした。
しかし、情勢がひっ迫しており、UEFAは会場をフランスのパリに移すことで決定を見ています。
決勝の日程に変更はなく、本年5月28日(土)となっています。
会場は、パリにあるサンドニ・スタジアムに。
The 2021/22 #UCLfinal will move from Saint Petersburg to Stade de France in Saint-Denis.
The game will be played as initially scheduled on Saturday 28 May at 21:00 CET.
Full statement ⬇️
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 25, 2022
このスタジアムは、1998年に開催されたフランスワールドカップにおいて決勝戦の舞台となった場所。
パリ郊外に位置しています。
またUEFAは、フランス政府との協力のもと、ウクライナの選手及びご家族の救済を支援して行く旨、声明を出しています。
今回、ロシアが取った行動は、どこに利があるのか?
あまりに無謀であり、多くの批判を浴びても仕方ないものだと思います。
せっかくのチャンピオンズリーグです。
世界中の人々が安心して観戦できる環境を用意したいですね。
ただ、当事者になっているウクライナの人々は、気持ちが休まらないことでしょう。
こうして、好きなフットボールを観られるということ。
それだけでも感謝しなければいけないと自分なりに感じています。
一方で、一刻も早く、現地に穏やかな日々が戻るよう、各国に対応をしてほしいですね。
軍事侵攻というものは、絶対に許されてはならないという気持ちを新たにします。