あれから1年が経ちました。
2019年6月1日のこと、チャンピオンズリーグ決勝が開催され、対戦カードはリバプール対トッテナム。
プレミアリーグ勢同士の対戦に。
準決勝でドラマをつくり勝ち上がって来たリバプールは、2-0で勝利。
14年ぶり、6度目のヨーロッパ・チャンピオンに輝いています。
14年ぶりと書きましたが、前回優勝を果たしていたのは、スティーブン・ジェラードをキャプテンに擁し戦ったイスタンブールの奇跡以来。
ビッグイヤーをレッズが掲げた日となりました。
この試合を振り返ってみると、試合開始早々から試合は動いています。
得点経過は次のとおり。
■2分:モハメド・サラー(PK)
■87分:ディボック・オリギ
先制点となったモーのゴールですが、試合開始早々にサディオ・マネがPKを獲得したもの。
キッカーを努めたモーですが、相当なプレッシャーがあったと思われる中、迷いなく強いボールを蹴った姿が印象的でした。
追加点を決めたのはディボック・オリギ!
右からのコーナーキックからの攻撃で、ゴール前でもつれたところ、ディボック・オリギが強烈な左足で、文字通り相手ゴールに突き刺すシュートでした。
ディボック・オリギは、準決勝でのバルセロナ戦といい、持っている男!というイメージがついたものです。
この日は、ゴールキーパーのアリソンも大活躍。
非常に高いパフォーマンスを示し、試合後には、ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも輝いています。
バルセロナ戦でもそうでしたが、アリソンの存在感は抜群でしたね。
ゴールキーパーからフォワードまで。
ベンチのメンバーも含めて、皆でつかんだタイトルでした。
歓喜に沸くリバプールファン。
世界中のファンが、同時刻にガッツポーズをしたことでしょう。
決勝戦というものは、戦い方が非常に難しいものだと思いますが、プレミアリーグではトッテナムに勝ち点で大差をつけていたリバプール。
ここで負けるわけにはいかない一戦だったし、何よりこのシーズンのクライマックスは、やはり準決勝でのバルセロナ戦だったと思います。
あれを勝ちきったことは、リバプールの選手達に自信を与えた。
試合後、涙を流し、顔をぐちゃぐちゃにして選手達と抱擁をするユルゲン・クロップ監督。
悲願のヨーロッパ制覇でした。
ユルゲン・クロップ監督は、2年連続でリバプールをCLの決勝へと導いた。
前年は、決勝で悔しい思いをしていただけでに、この瞬間がどれほど嬉しかったことか。
チャンピオンズリーグを制したことで、リバプールの目標はよりプレミアリーグ制覇へとベクトルが向いた。
それをこれから成し遂げようとしている。
その後に狙うのは、2冠、3冠ですね。
ユルゲン・クロップ監督を信じて、選手達を信頼して、応援し、リバプールの躍進を祈りたいと思います。
感動をありがとう。