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チェルシー対リバプール戦の結果と感想 大舞台で戦い抜いたヤングレッズ


先ほど、ウェンブリーで開催されたカラバオカップ決勝、チェルシー対リバプール戦が終了しました。
リバプールのベンチが手薄になることは、試合前から分かっていたことで、私はむしろヤングレッズが何かを得る試合にしてほしいと思いながら観戦をしていました。
しかし、そのレッズですが120分間、延長までの激戦の末、0-1のスコアで勝利をしています。

あまりにも劇的な決勝ゴールを決めたのはキャプテンのファン・ダイクで118分のこと。
コスタス・ツィミカスが、右からのコーナーキックを蹴り、ファン・ダイクが完璧なヘッドでゴールネットを揺らしたものでした。
ファン・ダイクは、60分の段階でもセットプレイからヘッドで決めていたものの、VARが介入し判定は遠藤航のオフサイド。
コーナーだったらオフサイドはないだろう!と言わんばかりのヘッダーでした。
本当に頼れるキャプテンです。

試合の推移ですが、90分間を戦ってのスコアは0-0。
延長戦となり、今回もPKか?という時間帯になったときにファン・ダイクが決めたものでした。
選手達に疲労がないと言えば嘘になります。
ただ、シニアの選手がベンチにはいない・・・。
そこでユルゲン・クロップ監督が投入したのはボビー・クラークであり、ジェームズ・マッコネル、ジェイデン・ダンズ。
ウェンブリーで堂々たるものでした。
チェルシーを相手にして一歩も譲らないファイトを見せてくれた彼等に拍手を送りたいと思います。

今シーズンにおいて、まず一つ目のタイトルを獲得したレッズ。
ヤングレッズにとっても大きな自信になったでしょうし、誇らしい気持ちで一杯なことでしょう。
心から、おめでとう!と言いたいと思います。
若手を含めて、総力戦でタイトルをゲットしたリバプール。
誰もがヒーローだと思いますし、例えばハーヴェイ・エリオット、ルイス・ディアスは最後まで走ろうとしていた。
遠藤の出来映えもよかったと思います。
ギリギリのせめぎ合いの中でも前を向こうとする姿勢は讃えられるだろうと。
それを前提にしてですが、私がプレイヤー・オブ・ザ・マッチを選ぶならば、今回は優勝ですのでちゃっかり2人の名前をあげたいと思います。
チームを牽引し、決勝ゴールを決めたファン・ダイク!
そして、神セーブを見せてくれたカオイムヒン・ケレハーです。

おめでとう!リバプール!
ありがとう!レッズ!
素晴らしいファイティング・スピリットを見せてもらいました。
文末になりますが、リバプールが切った交代カードをまとめてこの稿を閉じたいと思います。
ライアン・フラーフェンベルフがピッチを去ったのは怪我であり、おそらく足首かと。
あれは、非常に危険なシーンであり、ファールにさえならなかったことは腑に落ちません。
出来る限り軽傷であることを祈ります。
■27分:ライアン・フラーフェンベルフ→ジョー・ゴメス
■72分:コナー・ブラッドリー→ボビー・クラーク
■87分:アンディ・ロバートソン→コスタス・ツィミカス
■87分:アレクシス・マクアリスター→ジェームズ・マッコネル
■87分:コーディ・ガクポ→ジェイデン・ダンズ
■105分:イブラヒマ・コナテ→ジャレル・クアンザー

  • B!