最近、英国メディアの多くは、クリスティアン・ベンテケの去就に関する話題を取り上げています。
最近は、特にプレミアリーグにおいてサブにまわることも多く、リバプールが目指すフットボールとベンテケのプレイスタイルがフィットしていないということから、話題にしているものと思われます。
私は、ベンテケなりに精一杯やっていると思いますし、彼が持っている才能は間違いなく高いものだとも思います。
ベンテケなりに苦労し、悩みもしていることでしょう。
昨年の夏、高額の移籍金でやって来たベンテケでしたが、リバプールが実現しようとしているフットボールスタイルにフィットしていないことは明らかで、課題といえば、ベンテケが柔軟にプレイスタイルを変化させられるか?という部分かと思います。
さて、英国の多くのメディアは、リバプールはベンテケに対しオファーがあれば、その話に耳を傾ける準備がある・・・と報じています。
その可能性はいかほどか?
私なりに考えてみると、残りシーズンも現状のままでいくと、放出となる可能性は、かなり高いように感じます。
ベンテケが、1年で放出されるケースとしては、主に次の2点がポイントかと思います。
○ベンテケ自身が、リバプールの目指すプレイスタイルにフィット出来るように改善することが難しい場合。
○コンスタントにゴールを奪える新たなストライカーを獲得した(する)場合。
アストン・ヴィラ時代と違うのは、リバプールだと、結果を出せなければ控えにまわるということでしょうか。
ベンテケにも焦りはあると思います。
少なくとも、ベンテケほどのプレイヤーは、控え要員でいるべきではないと言えるでしょう。
もし今後も、ベンテケの状態に変化がなく、リバプールのメインプランに入らないとすれば、今年の夏での移籍も十分あり得ると考えるほうが妥当にも思えてきます。
最も自分が生きる場所で活躍することこそ、プレイヤーにとっては、一番の幸せだと思うからです。
ただ、まだまだ今シーズンも沢山試合は残っているし、ベンテケが覚醒する可能性だってゼロとは言えません。
これからの数ヶ月は、ベンテケ自身にとっても、極めて重要な意味をもつ日々となりそうです。