35年前の今日、7月22日。
オランダ、南ホラント州カトウェイクに、一人の男の子が誕生しました。
働き者のお父さんの後ろ姿を見て育った少年は、やがてフットボーラーとなり、その献身的で、決して諦めない姿勢は、多くのファンから愛されていきます。
ディルク・カイト。
カイトにとって、お父さんの存在は、本当に大きかったようです。
常々、「私の一番の理解者は父だ」ということさえ、語っていました。
世界一の働き者を生んだ、オランダの小さな、小さな漁村の物語。
カイトは、キャリアの中で、所属したすべてのクラブ・サポーターから愛され、尊敬され、今もなお現役としての挑戦を続けています。
つい先日は、フェイエノールトに凱旋し、盛大な歓迎も受けています。
カイトのフットボール人生。
思えば、これ以上ない幸せにあふれたものかもしれません。
ディルク・カイト。
またいつか、何らかの形で、アンフィールドへ戻って来てほしい。
心から、そう思います。
ハッピー・バースデイ!
ディルク!