リバプールのクラブ史上、最年少ゴール記録を樹立したベン・ウッドバーン。
この若者をどう育てていくかは、リバプールファンにとっても大切な課題だと思います。
以前から、ベン・ウッドバーンに関しては、1月にローンで出すべきか否か?という議論があったわけですが、ファーストチームでのレギュラーとしての経験を積ませるため、リバプールはローンを検討するという趣旨の報道も出てきています。
報じているのはDailymailですが、リバプールOBの間でも、いろいろな意見はあるようです。
私が以前見聞きした情報では、ウェールズ代表監督を務めていたクリス・コールマンが、サンダーランドの監督に就任し、ベン・ウッドバーンをローンで欲しがっているという話があります。
ウェールズ代表に、若きベン・ウッドバーンを登用したのもクリス・コールマン監督ですからね。
そういった動きもあり、今回のような報道も出ているのではないか?と、私は愚考しますが、果たして、どうすることが、今のベン・ウッドバーンにとってベターな選択なのか?を、よく考慮してほしいと願います。
昨シーズンは、ベンチでの控えも多かったものの、トップチームのメンバー入りをする機会が多かったベン・ウッドバーン。
今シーズンは、その機会が明らかに減少していますが、これもリバプールなりの育成方針なのだと思います。
ベン・ウッドバーンは、ゴールも決められますが、パスのセンスも良く、ボールタッチも巧みなことから、将来のホープであることは間違いないと、私は思っています。
ポジション的に、今のリバプールはベン・ウッドバーンがトップチームでレギュラーを務めることは、現実的に高いハードルがありそうだし、将来のことを考えて、どんな決断をするかですね。
個人的には、リバプールの中で、大切に育ててほしいという思いがありますが、実戦経験を多く積ませるということであれば、本当に信頼のできる監督、クラブに預けてほしいと思います。
ベン・ウッドバーンは、花のあるタレントだと思うし、将来のリバプールを背負う一人として、最適な環境を与えてあげたいですね。