私自身はといえば、周囲がいくら騒いでもフィリペ・コウチーニョがこの夏にリバプールを去ることはないと思っています。
よく聞かれるのは、バルセロナがコウチを狙っているという話題ですが、その件については、コウチ自身が明確に否定をしています。
望んでいることは、ユルゲン・クロップのメンバーとしてチャンピオンズリーグの舞台へと戻ることだと。
勝ち点3が必須であったウェストハム戦において、1アシスト、2ゴールと大活躍をしたコウチですが、ESPNに対し、「バルセロナからの話は何も聞いていないよ」としています。
リバプールのプレイヤーとして、チャンピオンズリーグでプレイをしたい!とは、以前からコウチが語ってきたことでした。
その点は、これまで一貫してきたと思います。
コウチとすれば、改めて問われることでもないという感じなのかもしれません。
コウチは、「バルセロナは世界でも最高のチームのひとつだ」と敬意を表しつつも、「ぼくには何の話もないよ」とした上で、リバプールでのプレイに集中したいと語っています。
さらに、来シーズンの抱負も言葉にしており、ユルゲン・クロップ監督の元、リバプールのプレイヤーとして「来シーズンはチャンピオンズリーグで戦いたいね!」ともしています。
これまでもコウチは何度となく、リバプールへの感謝、ファンへの感謝を重ねて語ってきました。
私はいつも書くのですが、コウチは気持ちのしっかりとした若者だと思います。
ユルゲン・クロップ監督も、新しいシーズンでは、コウチに任せる役割を既に考えているようだし、バルセロナの話は右の耳から左の耳へ流してしまってよいと思います。
リバプールの10番は、これからもアンフィールドで光りを放つことでしょう。