今年の夏、バルセロナから再三にわたるオファーがあった中、メディアやフットボールに関わる周辺の人々は、多々発言をしてきましたが、フィリペ・コウチーニョ自身は、このことについて、一度も発言をしていませんでした。
そのコウチが、初めて自らの気持ちを言葉にしています。
偉大なクラブからオファーがあることには、複雑な心境にはなったが、リバプールのシャツを着てプレイすることは名誉である!と。
コウチは、ESPN Brazilへ向けて、自分の思いを語っており、リバプールのためにプレイをすることは大きな名誉であり、これからもチームのために、全力でやっていく!と、しています。
今回は、そのコウチの発言のごく一部ではありますが、私なりにピックアップしてみたいと思います。
(Philippe Coutinho)
ぼくにとっては、複雑な月だったよ。
オファーを受けるのは、光栄なことだけど、リバプールのシャツを着ていることも名誉なんだ。
だから、ぼくに出来ることは、ハードワークをすることであり、このピッチに立てることを誇りに思う。
すべてが最高さ!
偉大なクラブからオファーを受けるということは、名誉なことだ。
だけど、ここ(リバプール)にいられることこそが、大きな名誉なんだよ。
リバプールは、世界的にも偉大なクラブだ。
ぼくは、ここにいて、自分のベストを捧げることだろう。
ここで一生懸命にやるし、チームのためにゴールを決め、チームにとって素晴らしいシーズンにしたい!というのが、ぼくの考えなんだ。
誰とも、問題を抱えたことはないよ。
ファン、チームメイト、コーチングスタッフすべてとね。
それは、変わることはない。
関心を持たれ、オファーがあったとしても、それらすべてが、過去のことさ!
冒頭で書きましたが、この夏の騒動は、コウチ自身の発言から出たものではなく、周囲がつくった物語のようなものでした。
たしかに、バルセロナからオファーがあれば、複雑な心境にはなったと、コウチは認めています。
しかし、それと同様に、リバプールのシャツを着て、プレイが出来ることこそが、大きな名誉であり、リバプールの誰とも問題を抱えたことなどない!と、明言をしています。
「それら、すべてが過去のことさ」と語るコウチ。
「リバプールのために、ハードワークするよ!」という言葉。
はじめて、コウチが自らの思いを語ったときでした。
話をした相手も、ブラジルのメディアということで、コウチの偽らざる気持ちであると思います。
これからも、リバプールのために、大いに活躍をしてほしいですね。