あれは2018年のことでした。
リバプールは、当時主力として活躍していたコウチーニョに対し、バルセロナから再三にわたるオファーを受けつつも拒否。
クラブとしての声明を出すという異例の対応もしたものの、最終的には£142mともされる移籍金で、バルセロナへの放出を受け入れたものでした。
しかし、そのコウチーニョはスペインで輝くことができず、いまだ前途が明快ではないようです。
コウチーニョに関する報道は、スペイン筋を中心に多数あるわけですが、今回はMirrorが記事として取り上げています。
主旨としては、今年の夏、コウチーニョがローンでプレミアリーグへ行くことについて、バルセロナがオッケーを出したというもの。
今シーズンのコウチーニョは、ローンでバイエルン・ミュンヘンへと行っていますが、大方のメディアが報じるところによれば、バイエルン・ミュンヘンは完全移籍で獲得する意思がないとされています。
その場合、バルセロナとしては、コウチーニョをどこかへ出したい、あるいは預けたいという報道が多数見られるところです。
今回の報道によれば、その行き先がプレミアリーグであってもよい。
そうバルセロナが判断したということになりますが、特に強い関心を示しているのはトッテナムだとか。
また、チェルシーもコウチーニョに興味を示しているとされています。
そんな中にあって、リバプールも再度獲得することを検討したと報じられていますが、果たしてどこまでが真実なのか。
リバプールが決定力に欠けるときには、ここにコウチーニョがいれば・・・と感じる方々もいらっしゃるでしょうし、いやコウチーニョが来てもスタメンにはなれない・・・と思われる皆様もいらっしゃることでしょう。
また、ローンという形であれば、1シーズン試してみてはどうか?という考えもあると思います。
かたや、一度リバプールを去っているのだから、ローンであってもノーだという考えもありそうです。
いずれにしても、コウチーニョは大きな選択をし、迷走の道へ入ってしまった。
そんな感がいたします。
コウチーニョが去って以降、リバプールはヨーロッパチャンピオンとなり、その際にはバルセロナとの直接対決を制しています。
人生というものは、本当に分からないものですね。
噂は噂。
ただ、コウチーニョが置かれている状況は厳しい。
それはどうにも確かなようです。